身内に不幸があった際は何をすればいいのか?

身内に不幸が起きた時、何をどうすればいいのか分からず、気が動転してしまうものです。この記事では、そんな突然の事態に見舞われた時に、遺族がまず何をすべきかを解説いたします。

はじめてのことの戸惑い。大切な方を失ったことによるパニックなどで、きっと何をどうすればよいか分からないという状況でしょう。でも、まずは最低限次の3つをしてもらえれば、あとは安心です。葬儀社への連絡、家族や親族への連絡。そして菩提寺への連絡。この3つです。

葬儀社への連絡

まずはとにかく葬儀社に連絡しましょう。

どうしてか。それは、葬儀社にさえ連絡しておけば、そのあとしなければならないすべてのことをあなたの隣でサポートしてくれるからです。

▶葬儀社は心強い伴走者

ご遺体が引き渡されるまでのプロセス、病院や警察との対応、遺体の搬送や衛生処置、葬儀の流れや費用の確認、お寺との折衝など、これからしなければならない膨大なことを、すべて横にいてくれて専門的なアドバイスをしてくれます。

だからこそ、まずは自分の味方となる存在として、葬儀社にいち早く連絡してください。

▶速やかな遺体搬送のために

また、お亡くなりになった故人様のご遺体は速やかに搬送しなければなりません。葬儀社への連絡さえ済ませておけば、すぐに搬送車で駆けつけてくれます。連絡の際は次のことを聞かれますので、すぐに伝えられるよう予め家族たちと話し合っておきましょう。

●お迎えに来て欲しい場所
病院や高齢者施設、あるいは警察署など、ご遺体のある場所を葬儀社に伝えましょう。

●喪主の連絡先
喪主(遺族側の窓口となって葬儀社とやりとりする人)の連絡先を伝えます。そのため、誰が喪主になるかを事前に決めておく必要があります。

●安置したい場所
ご遺体をどこに安置したいのかを伝えます。自宅であれば自宅の住所を伝え、もしも自宅に安置できない場合は葬儀社に相談すれば、会館や安置施設などを紹介してもらえます。葬儀社が病院に到着したら、ご遺体を速やかに搬送しなければならないので、その意味でも安置場所について考えておきましょう。

家族や親族への連絡

故人様が息を引き取ったことを家族や親族に連絡します。

ただし、ここでの連絡は慎重にしておきましょう。危篤や逝去時の連絡によっては、病院に大人数の人たちが集まってしまい、病院に迷惑がかかる恐れがあるからです。

故人さまと面会してほしい相手であっても、病院への来訪はあまりすすめられません。入院中や危篤中であればお見舞いができるものの、ご逝去のあととなると、故人様もすぐに病院を後にすることとなるからです。

ですから、ご逝去の旨だけ、お伝えして、故人様との面会は自宅や安置場所で行うようにするのが賢明です。

また、そこまで親密でない方に対しては、葬儀の方針や日程など決まったあとに連絡するなど、臨機応変に対応しましょう。

菩提寺への連絡

もしも菩提寺がある場合は、速やかに連絡します。寺院によっては枕経(ご遺体の枕元で読み上げられるお経)を行うところもあります。
また、葬儀日程を決める上で、菩提寺の都合も調整しなければなりません。連絡をとりあいながら進めていきましょう。

ちなみに、菩提寺がない場合は、その旨を葬儀社に伝えると、希望の宗派の僧侶を紹介してもらえます。また、日程の都合も、こちらの希望に合う僧侶を手配してくれるでしょう。

学校や会社への連絡

最近は家族葬が多いため、近親者以外への訃報を事後報告にする人が増えています。
しかし、学校や会社に関しては事前に知らせておかなければなりません。なぜなら、忌引きの休暇を申請しなければならないからです。

特に会社であれば、業務の引継ぎなどが生じる可能性があります。ですから、なるべく早めに一報を入れて、忌引き休暇の取得と業務の引き継ぎについて相談しておきます。

加えて、学校や会社に連絡する際は、家族葬なのか一般葬なのか、弔問や香典を辞退するのか受け入れるのかなど、必ず葬儀の方針を伝えておきましょう。もしも家族葬でするのであれば、参列を辞退する旨も合わせて伝えておきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事にまとめたことを全部覚えなくても大丈夫です。

まずは葬儀社に相談する。それができさえすれば、ここにまとめたようなことを直接アドバイスしてくれることでしょう。

お身内に不幸があった際、なにをどこから考えるべきか分からなくなるものです。

そんな時は、どうぞAZUMA葬祭にご相談下さい。私たちは、三鷹市をはじめとして、東京都内全域にわたって葬儀や仏事のお手伝いをする葬儀のプロフェッショナルです。お葬式全般について、不安に思うことや分からないことなどがございましたら、こちらのお申込みフォームから、お気軽にお問い合わせください。

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