夫が喪主を務める時に、妻はどのようにたち振る舞えばいいのでしょうか。遺族や親族、さらには関係者が集まる葬儀の中での妻のふるまいについて解説いたします。
喪主のサポート
妻がすべきことを一言で表すならば「喪主のサポート」に尽きるでしょう。
昨今の葬儀は、最も身近な人を亡くして喪に服さなければならない喪主が中心となって取り仕切ります。
寺院や葬儀社とのやりとりや、親族や参列者への受け入れ、葬儀費用の支払いなど、故人様とゆっくり向き合う時間などなく、喪主にのしかかる負担は大変大きいのです。
だからこそ、遺族たちによるサポートが必要ですし、最も身近で喪主を支えることができるのが妻ではないでしょうか。
妻がサポートできること
では、喪主がすべきことをピックアップしながら、妻がサポートできることを考えていきましょう。
●葬儀社との打ち合わせ
喪主は葬儀社との打ち合わせでさまざまなことを決めなければなりません。葬儀日程や場所、葬儀プランの決定、葬儀の方針、料理や返礼品の選定などなど。こうした決定事項を一緒になって考えることで、喪主の負担は大きく軽減されます。
●訃報の連絡
日程と場所が決まりましたら、親族や関係者に訃報の連絡をします。こうした事務的な作業は喪主ではなく妻や周りの人がサポートしてあげましょう。
●お茶出し、参列者の受け入れ
葬儀当日には親族や参列者を受け入れなければなりません。ひとりひとりの受け入れを喪主が行うのはとても大変なことですので、妻がサポートしましょう。
●供花のとりまとめ
葬儀では祭壇脇に供花を並べるのが通例です。供花の取りまとめはさまざまですが、親族分に関しては喪主がとりまとめて葬儀社に注文することが多いようです。供花のとりまとめにはお金の受け渡しなどもあるので、喪主に代わって妻が行うと良いでしょう。
●急な買い出し
葬儀では突発的なことから急な買い出しに行かなければならないこともしばしば。喪主が会場を離れることはできないので、妻が代わりに動きましょう。
喪主や親族と協力しあって葬儀を行う
ひと昔前の葬儀は、親族やご近所さん全員で助け合って行うものでしたが、いまでは会館葬が多いため、こうした風習は見られなくなりました。だからこそ喪主に一番近くにいる妻や遺族が助け合うことが大切です。
喪主の妻だけではなく、その子や孫など、みんなでお葬式を進めていくことが、故人様の供養にもつながるのではないでしょうか。
喪主がしなければならないことはたくさんあります。だからこそ、妻や遺族、そして私たち葬儀社が手を携えあうことが、納得いく葬儀には不可欠です。
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