コロナ禍ではこれまで以上に葬儀の簡素化や合理化が進んできました。通夜と葬儀の2日にまたいで行われるのが当たり前だったお葬式も、いまでは1日葬を選ぶ人も増えてきました。1日葬とはいったいどのようなお葬式なのか、詳しく解説いたします。
1日葬とは
1日葬は、通夜を省略するお葬式のスタイルです。元来通夜とは家族が夜通し故人に寄り添う事でした。ここ数十年は通夜式と呼ばれるセレモニーを執り行い、日中に参列できない方々の弔問の場として執り行われています。
しかし、家族葬が一般化し、さらに新型コロナウイルスの影響で三密を防止する動きが求められる昨今、本当に通夜が必要なのかと考える人が急激に増えてきました。こうした中で少しずつ選ばれ始めているのが一日葬なのです。
【メリット】1日葬は負担が軽減できる
通夜を省略する1日葬は、さまざまな「負担」を軽減できます。
まずは時間的な負担が軽減されます。2日間のスケジュールを拘束することがないため、仕事などで忙しい方にとっては大きな助けとなることでしょう。
また、普段不慣れな会館で過ごすことで、目に見えない緊張やストレスを強いられます。高齢者の方々にとっては1日ですべてが済むことで肉体的な負担も軽減されます。
加えて、1日葬は経済的な負担の軽減にもなります。料理や返礼品などのおもてなし費用は通夜分を節約できます。また、スタッフの人件費も1日分で済みます。
【デメリット】1日葬はゆっくりとお別れできない
一方で、葬儀にかける時間が少なくなるので、ゆっくりとお別れができないという側面もあります。
本来通夜は日中の葬儀に参列ができない人のためにあります。通夜を省略することで最期のお別れができない人が出てくる可能性があります。
また、通夜式を終えた後の故人と家族だけの時間では、多くの人たちが夜更けまで故人との思い出話をするものです。通夜式や葬儀・告別式にはない貴重な時間と言えるでしょう。この「通夜」がないことが、どことなく物足りなさを感じさせるかもしれません。1日葬するべきかどうかとお悩みの方はどうぞ私たちにご相談ください。私たちAZUMA葬祭は、葬儀や仏事のプロフェッショナルとして、お客様の想いに寄り添ってご相談にお答えします。不安に思うことや分からないことなどがございましたら、こちらのお申込みフォームから、お気軽にお問い合わせください。
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葬儀に関するよくある質問FAQ
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家族葬が一般化し、さらに新型コロナウイルスの影響で三密を防止する動きが求められる昨今、本当に通夜が必要なのかと考える人が急激に増えてきました。こうした中で少しずつ選ばれ始めているのが一日葬なのです。

この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。