急な葬儀、でもネイルが少し派手かも。困ったときの対処法

女性の方で指先をデコネイルされている人はたくさんいますが、「急な葬儀の知らせで困る」というお話をよく耳にします。

葬儀の知らせはいつ入るか分かりません。
しかもその翌日には通夜があり、参列しなければならないこともしばしばです。
葬儀は喪に服す場所。さすがに色鮮やかでキラッキラのネイルは場にふさわしくありません。
この記事では、急な葬儀で困った時のネイルの対処法についてご紹介します。

NGネイルの確認

まずはどのようなネイルがNGなのかを確認しましょう。

●色やデコラティブが派手なネイル
赤や青などの、色の派手なネイルは、参列者の目を引きつけ、悲しみの場にはふさわしくないでしょう。またストーンが使われているもの、デコラティブな装飾のネイルも控えましょう。

●殺生をイメージさせるもの
葬儀の場では毛皮のコートやワニ皮のベルトやバックなどもNGとされています。ネイルの場合、鼈甲柄のものなども避けましょう。鼈甲は、亀の甲羅のウロコ板を剥がして作られるからです。

ネイルオフが理想

一番いいのはジェルオイルをオフすることです。
もしも時間的余裕があるならば、ネイルサロンに行ってオフしてもらいましょう。
ただし、葬儀は急に起こります。
今日連絡を受けて明日、あるいはあさってには参列しなければならないということがほとんどではないでしょうか。
ネイルサロンを急に予約を入れるのは困難ですし、他店のジェルをオフしてくれないお店もたくさんあります。

ベージュのポリッシュを塗る

ジェルネイルは自分ですぐに落とせるものではありません。
緊急の対策として一番おすすめなのが、ベージュのポリッシュを塗ることです。
ポリッシュはどこでも売っていますし、乾く時間さえ待てばよいでしょう。
ただし、不自然な感じはどうしても拭えないかもしれません。

手袋やグローブを着用する

ポリッシュを塗った上に、黒の手袋やグローブを着用するのがいいでしょう。お焼香の時だけは手袋を外した方がいいのですが、それもわずか数十秒のことです。
仮にベージュのポリッシュが不自然だとしても、周りの人もそこまでは気にしないでしょう。洋装におけるマナーでは、手袋着用のままの焼香はなんら問題ないそうです。

ただし、ここはあくまで日本。日本人の感覚に従って、手袋を外してお焼香をしましょう。

「大事なのは気持ち」なのに、どうして身なりにこだわるの?大事なのは形じゃない。気持ちだ。なんて言葉をよく耳します。その通りかもしれません。
しかし、葬儀はたくさんの人が集まって、亡くなった人に哀悼を表し、遺族を慰める場です。自分自身の個性は極力抑えて、違和感のない服装や身なりで参列するのが望ましいでしょう。

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