「生前葬ってどんな葬儀なのかを知りたい」
「私たちでも生前葬ってできるの?」
この記事は、そんな疑問をお持ちの方向けに書かれています。
こんにちは。創業57年、東京都三鷹市で7万5千件のお葬式の実績を持つ、株式会社AZUMA・東葬祭です。
生前葬とは、その言葉の通り、元気なうちに自身の葬儀を営むことです。一部の著名人が生前葬を行うのはマスコミ報道などで目にしますが、世間一般で生前葬を営む方はごく少数です。
この記事では、生前葬とはそもそもどういったものなのか、詳しく解説いたします。
生前葬とは「社会的なお別れ」の場
まずはじめに、「生前葬とはどういった葬儀なのか」を解説いたします。
生前葬とは”社会的なお別れの場”
生前葬とは、元気な内に自分の葬儀を行うことです。
「元気な内に葬儀? どういうこと?」
このように疑問に思われる方も少なくないでしょう。
生前葬は、何も擬死体験をするためのセレモニーではありません(もちろんそうしたプログラムを入れても構いませんが)。
ひとことで表現するなら「お世話になった方、ご縁のある方との”社会的なお別れの場”」と言えるでしょう。
家族や親戚だけでなく、友人、知人、仕事関係の人たちなどと、元気なうちに再開することを目的としています。
ここを詳しく理解してもらうために、少し葬儀の本質についてお話しします。
(興味のない方は次のセクションまで飛ばしてしまって構いません)
葬儀の本質から考える生前葬
ひとことに「葬儀」と言っても、そこにはさまざまな側面があります。
物理的な処理(火葬、埋葬などの遺体の処理)
宗教的儀礼(僧侶による読経、引導、授戒)
家族の悲しみのケア(家族、親戚、参列者たちで悼み合い、なぐさめ合う)
社会的なお知らせとお別れ(訃報、弔問、参列)
生前葬を行おうとしている場合、まだまだ本人は元気なわけですから、物理的な処理も、宗教的儀礼も、家族の悲嘆のケアもいますぐ必要ではありません。
しかし、高齢化が進む近年の日本では家族葬が主流となり、仲のよかった友人が、最期にひと目見てお別れをしたくてもその想いを叶えられません。
また高齢化により参列したくても参列できないという人が多いという実情があります。
こうした中、「最晩年になると会いたい人にも会えない可能性があるから、少しでも元気なうちに生前葬を開いて、交友関係のあった人たちと、やがて来る別れを事前に惜しもう」という考えが生まれ、生前葬が行われるようになったのです。
決して「葬儀」の形を取らなくてもよい
本人はまだ健在ですから、いわゆる「葬儀」の形式をとる必要はありません。実際にパーティー形式、会食形式の生前葬が多く、礼儀作法や段取りなどに縛られない明るい雰囲気のものが多いのが特徴です。
「であるならば、生前葬とせず、ただ会食やパーティーをすればいいのではないか」と考えがちですが、あくまでもやがてくる死別を事前に惜しむというのが、この生前葬の大きな特徴ではないかと思います。
ただ会って、楽しい会話をして、お互いのつながりを確認しあうだけでももちろん構いません。
その上で、その集まりを「葬」の字をあてがうことで、やがて来る死や死別に対して可能な限りポジティブに向き合うことができるのではないかと考えます。
生前葬は、葬儀というよりは「お別れ会」に近い雰囲気のものです。家族葬が多い昨今、二度と会えないかもしれない友人や知人たちと、元気なうちに会っておく、いまをねぎらい合い、やがてやって来るお別れに向けて先にことばを述べておく、これが生前葬なのです。
「会いたい人に会えない」という後悔をなくす
「会いたい人に会えない」
葬儀業に従事していると、そのことを悔やみながら息を引き取っていった人たちのお話を、たくさん聞かせていただきます。
もちろん、すべての後悔を解消してこの世界を旅立つことはむずかしいでしょう。
しかし、その後悔を一つでも減らすことで、その方はきっと穏やかに息を引き取ることができるのではないでしょうか。
数多くの患者を看取った女性介護人・ブロニー・ウェアの『死ぬ瞬間の5つの後悔』(新潮社、2012年)によると、死の間際で多くの人が…
「自分に正直な人生を生きればよかった」
「働きすぎなければよかった」
「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」
「友人と連絡を取り続ければよかった」
「幸せをあきらめなければよかった」
…の5つを後悔するのだそうです。
生前葬を行うことで「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」「友人と連絡を取り続ければよかった」を叶えることができるのです。
おわりに
ここまで生前葬についてお話させていただきました。
私たちAZUMA葬祭は、葬儀や仏事のプロフェッショナルです。お葬式全般について、不安に思うことや分からないことなどがございましたら、こちらのお申込みフォームから、お気軽にお問い合わせください。
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