誰もが「いい葬儀」を実現するために、だまされない4つの方法

誰だって、「いい葬儀」を実現させたいと思うものです。これはなにもお葬式だけではなく、どんなお買い物にもあてはまります。

葬儀はただの買い物、ただのサービスの享受というわけではありません。葬儀は大切な家族の最後のセレモニー。その人が生きてきた人生、与えられた命を、この世に残った人たちが肯定して送り出すことで、送り出した側の私たちの幸せにつながります。

一方で不慣れな葬儀だからこそ、葬儀社の言いなりになってしまうこともしばしばで、葬儀社に不信感を持つ人、葬儀そのものを不要と考える人もたくさんいます。これは、葬儀社であるわたしたちにとってはとても悲しいことです。
この記事では、葬儀社にだまされずに「いい葬儀」を実現させるための4つの方法をご紹介いたします。

前提として…「だまされる」と「不勉強」は紙一重

葬儀社側から「不勉強」という言葉を使ってしまうと、上から目線のようで恐れ多いのですが、まず大前提としてお伝えしたいのは、葬儀社は決してお客様を「騙そう!」とはしていないということです。中にはそうした悪い考えの葬儀社もあるかもしれませんが、むしろ「騙された!」と感じてしまうのは、「情報の非対称性」によってもたらされることが多いように思います。
「情報の非対称性」とは、要は売り手と買い手の情報量の違いのことです。普段不慣れな葬儀ですから、どうしても葬儀社が有利な立場になってしまいます。実際の葬儀の現場でも「何もわからないので、お任せいたします」とはよく聞かれる言葉です。
もちろん、何もわからない葬儀について、お客様が納得するように説明しながら進めていくのが私たちの責務でもあります。しかし同時に、お客様の方でも葬儀の知識を少しでも入れておくことで、「騙された!」と感じてしまう機会は大きく減少するはずです。
もう一度くり返しますが、葬儀社側から「不勉強」という言葉を使ってしまうと、上から目線のようで恐れ多いのですが、それでもお客様にはご自身なりに、葬儀について多少でもいいので勉強しておいていただきたいのです。それこそが、「いい葬儀」のための一番の近道だからです。われわれ葬儀社も、多くのお客様に頼られるよう日々精進しますが、その上でお客様が葬儀の知識を持ってもらえたら、より満足いく葬儀に近づけるのです。そう考えるのは、葬儀がきっと、お客様と葬儀社がともに作っていくものだからです。それでは、「いい葬儀」を実現させるための4つの方法をご紹介いたします。

事前に葬儀について勉強しておく

葬儀社にだまされないためには、顧客をだまさない葬儀社を探し、自分自身もだまされないよう知識を持っておくことが大切です。もちろん、その葬儀社が顧客をだますかどうかを判別するには、自分自身が葬儀の知識を持っていなければなりません。だからこそ、まずは事前に葬儀について勉強しておきましょう。

書店に並ぶ書籍を手に取る、あるいはインターネット上に出回っている葬儀情報に目を通しておくだけでも構いません。

葬儀の相場はどれくらいするのか、葬儀はどのような流れで進んでいくのか、葬儀社はどのように選べばよいのか、参列者はどれくらいよべばいいのかなどなど、こうした事柄を事前に頭の中に入れておくだけで、いざ葬儀が起こった時も冷静に判断できます。このページに来てくださっているということは、きっとインターネットで情報収集されているのでしょう。わたしたちAZUMA葬祭のブログでも、葬儀情報を定期的に発信していますので、そちらの記事も参考にしてみてください。

事前相談で葬儀社を比較検討しておく

時間に余裕があるのなら、事前相談をしておくことをおすすめします。それを最低2社、理想は3~4社行って、比較検討しましょう。事前相談では次のポイントに気を付けます。

  • 透明性のあるホームページか(会社情報や定期的なブログの更新など)
  • 価格が良心的か(安さよりも明朗さを見る)
  • 葬儀会館の情報を細かく伝えてもらえるか
  • 見積もりの内容は分かりやすいか
  • 信頼のおけそうな人柄か
口コミで情報収集する

事前に葬儀について調べて、事前相談による比較検討も済ませたら、あとは口コミでそれぞれの葬儀社の評判を聞いておきましょう。自社のことを悪く言う葬儀社はどこにもありません。第三者の評価を聞いておくことが大切です。

葬儀は、基本的には地域の葬儀社が執り行います。親族や友人、職場やご近所さんなどの中で、葬儀の経験がある人になにげなく聞いてみましょう。もちろん、葬儀はデリケートなことなので、相手が不快な思いをしないような配慮が求められます。

わからないことはとにかく聞く

事前相談や葬儀の打ち合わせの中で、「これってどういうことだろう?」という疑問は次々に湧いてくるはずです。そんな時にはどんどん葬儀社に質問しましょう。「忙しそうだから聞くのが申し訳ない」「知らないことがバレて恥ずかしい」なんて思う必要は一切ありません。疑問が解消すると、気持ちがすっきりして、より故人様に想いを向けることができます。

みなさまが「いい葬儀」を実現するために、AZUMA葬祭はますますお役に立つ情報を発信してまいります。葬儀のことでわからないこと、お困りのことがございましたら、なんなりとご相談ください。

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