「永代供養」ってなに? 供養にも期限があるの?

「永代供養(えいたいくよう)」という言葉を聞いたことはありますか?

近頃ではお墓のあり方や供養の方法も多様になってきました。

これまで先祖代々受け継がれてきたお墓とは異なるタイプの「永代供養」とはどういった意味なのでしょうか。

 

■ 「永代供養」とは
永代供養とは、墓地を相続する家族や親族が絶えてしまった場合などに、寺院や墓地の管理者が一定期間、供養をしてくれる契約システムを指します。

 

「永代」という文字から、永久に供養してもらえるイメージを持つかもしれませんが、永久ではなく一定の期間が定められています。

 

供養の期間は三十三回忌までとするところが多いようですが、十七回忌まで、五十回忌までという期限を設けているところもあるようですので、事前の確認が必要です。

 

 

■ 「永代供養」の方法
具体的な永代供養の方法としてはいくつかあるようです。

どの方法が望ましいか、家族や親族とよく話し合うことが大切です。

 

1.単独の墓に埋葬され、規定の年数が完了した後に墓石を撤去し合同(共同)の納骨堂などに納められるもの

 

2.一つの集合墓の中に複数の骨壺が納骨され、規定の年数が完了した後に合同(共同)の納骨堂などに納められるもの

 

3.ほかの人の遺骨と分けることなく、最初から合同墓地に一緒に合祀、埋葬されるもの

 

ここで注意すべきことは、合同(合祀)される場合です。

後になって遺骨を取り出したりお墓を引っ越したりすることはできなくなるため、よく話し合って決める必要があります。

 

 

■ 費用は埋葬方法などによって異なる
費用は前述のように、供養の期間や埋葬方法によって異なります。

単独の墓よりも集合墓地の方が、さらに、集合墓地よりも合同墓地の方が費用は低くなります。

家族のあり方や家族全体の意志を確認しながら、よく検討するようにしましょう。

 

 

■ 永代供養のよいところ
少子高齢化や核家族化など、これまでとは違ったライフスタイルや生活様式の多様化が進んだことで、あらかじめ永代供養を希望する方が増えてきたようです。

それに永代供養を申し込んだからといって、お参りができなくなるわけではありません。

集合墓地や合同墓地でも、単独のお墓と同じようにお墓参りは自由にすることができるのです。

 

永代供養であれば将来何らかの理由でお墓の維持が難しくなった場合でも、無縁仏になってしまう心配がありません。

 

 

子や孫の代まで住む場所やライフスタイルを予測するのはむずかしい時代になりました。

そういう意味でも選択肢の一つとして「永代供養」を検討してみるのもよいのかもしれません。

 

 

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