故人の思い出の場所で散骨したい。出来る場所、出来ない場所。

「お墓を持たなくていい」「費用が掛からない」などの理由から、故人の遺骨を海などに撒く散骨が注目を集めています。そして散骨を考える時に気を付けなければならないのが、実施の場所です。
この記事では、散骨のできる場所、できない場所についてご紹介いたします。

法的には、「どこでもできる」

結論から言いますと、法的には散骨はどこでもできます。2022年5月1日現在、散骨を規制する法律がないからです。ただし、国の指針として「きちんと粉骨し節度をもって行う」ことが基本です。
この「粉骨」と「節度」について、もう少し詳しく踏み込んでみましょう。

遺骨は必ず粉骨する

散骨をする時の大原則は、遺骨を必ず粉状にすることです。散骨がどこでもできるとはいえ、焼骨のまま撒いてしまうとこれは遺骨遺棄罪にあたります。
粉状にして、はた目には遺骨と分からないようにする。これが社会に対して節度を持つことにつながるのです。

散骨できる場所

散骨は次に挙げる場所であれば問題なく行えます。

自宅の庭・自身が所有する土地

自宅や、自身の土地への散骨は誰にも迷惑をかけません。ただし将来的に売却の可能性があれば慎重に判断しましょう。

散骨の中でも最もポピュラーなのが海です。実際に散骨業者の多くは海洋散骨をしています。周りに人がいないこと、地権者がないことなど、トラブルのリスクが最も低いためです。
ただし、静岡県の熱海市や伊東市など、散骨に対してガイドラインや指針を出している自治体もありますので注意が必要です。
また、海水浴場や養殖場など、人目につくところでの散骨はNGです。

山は、私有地、国有地問わず、必ず誰かの土地ですから、勝手に散骨するのは推奨されません。ただし実際には粉骨を山に撒いても、ほとんど誰の目にも分からないことから、弔い登山は多く行われているようです。

散骨できない場所

故人との思い出の場所と言っても、人の多い公園、テーマパーク、商業施設などでの散骨は控えましょう。どうしても希望するのであれば地権者や管理者の許可が必要ですが、まず現実的に不可能でしょう。
散骨は節度を持って行うこと。周りも納得できる形で散骨をした方が、故人も安心して自然に還ることができますし、遺族も心穏やかに送り出すことができるはずです。

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