新型コロナウイルスが発生してから、どのような場面でもマスクの着用が一般化しました。葬儀の現場でも例外ではありませんが、参列の際、どのようなマスクを選べばよいのでしょうか。
「マスクの色は何色?」
「白がいいの? 黒がいいの?」
「ロゴが入っているマスクはいいのかな?」
…など、これまでマスクの着用が意識されてこなかった分、葬儀におけるマスクのマナーに関しては、参考にすべき前例がないのが実情です。
この記事では、葬儀の時のマスクのマナー、選ぶべき色などについて詳しく解説いたします。どうぞ最後まで読み進めて、参考にしてもらえれば幸いです。
新型コロナウイルスの流行でマスク着用は当たり前に
2020年に入ってから、世界中で新型コロナウイルスが大流行しています。普段の社会生活の中でもほとんどの人がマスクを着用しており、葬儀の現場も例外ではありません。自分自身が感染するかもしれませんし、万が一、周りの人たちの感染を広げてしまうかもしれない、こうしたリスク防止のために、必ずマスクを着用しましょう。
葬儀に参列する時のマスクの色
葬儀のマスクの色は、白が最も適しています。その他、黒やグレーやベージュなど、喪服に溶け込む色であるなら、特にマナー違反にはならないでしょう。
葬儀では、ブラックフォーマルを着用しますが、マスクまで絶対に黒にしなければならないというわけではありません。最も手に入りやすく、周囲から見ても一目でマスクを着用していると分かる白が適していると言えます。
色と合わせて気を付けたいのが装飾です。葬儀に参列する際は、身なりの装飾を控えるのが基本です。マスクにおいても、模様やロゴが入っているものは控えておくのが無難です。
予備のマスクの準備をしておく
葬儀には予備のマスクを持参しておくことをおすすめします。
葬儀に参列すると、涙、咳、くしゃみなど、予想していないことでマスクが汚れてしまうことがあります。また中には、お線香やお焼香が苦手な方が、マスクについたこれらの匂いを不快に感じるかもしれません。すぐに交換できる予備のマスクが手元にあると安心です。
葬儀場で行われるウイルス対策
葬儀は複数の人が集まる場所で、集団感染の恐れがあります。そのため、家族葬や、一日葬、密葬などのように小規模で葬儀を行う人が激増しており、中には葬儀そのものを執り行うのがよくないことではないかと考えてしまう人もいるようです。
もちろんそうした心理は十分に理解できます。しかし一方で大切な人の最後のお葬式を納得いく形で執り行いたいと思うのも事実。そうしたご遺族のお気持ちに寄り添うためにも、アズマ葬祭をはじめ、さまざまな葬儀社が、次のような対策を講じています。
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- 遺族、参列者、スタッフ全員のマスクの着用(書面や看板などで通知の徹底)
新型コロナウイルス対策で最も有効なのは、これまでも解説してきた通り、マスクの着用です。なぜならウイルス感染は飛沫によって引き起こされるからです。葬儀場に出入りするすべての人にマスクの着用の徹底をお願いしています。
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- アルコール消毒液の設置
アルコール消毒液も、もはやあたりまえのウイルス対策です。葬儀場や火葬場の出入り口には必ず設置してあり、手指を消毒してから館内を出入りします。
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- 座席の間隔を空ける
可能な限りソーシャルディスタンスを維持できるよう、間隔を空けて座席を並べます。
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- 式場内の備品(テーブルや椅子)などの消毒の徹底
式場内のさまざまな備品は、都度スタッフが消毒を行っています。イスやテーブルと、扉の取っ手、焼香台など、手指が触れる場所、飛沫が飛んでしまいそうな場所を重点的に消毒します。
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- 複数の人が大皿料理に手を伸ばさないよう小分けにする
これまでのお葬式ではお寿司や煮物などの大皿料理が振る舞われていましたが、こうした席がもっとも感染拡大の原因になる恐れがあります。いわゆるクラスターの防止のため、ふるまわれる料理は各人への御膳や、持ち帰り弁当などが選ばれるようになりました。
マスクは、周りの人たちに対しての配慮のために着用するものです。安心して故人様を送り出すためにも、マスクは着用するようにしましょう。
私たちAZUMA葬祭は、葬儀や仏事のプロフェッショナルです。葬儀、仏事や供養のことなど、不安に思うことや分からないことなどがございましたら、こちらのお申込みフォームから、お気軽にお問い合わせください。
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