花粉症の季節の葬儀の参列は、しめやかな雰囲気の中、くしゃみをしたり、鼻がずるずるしたりと、周囲に気を使ってしまいます。また、花粉予防のためにマスクをしたいものの、マスクの着用が失礼に当たらないかどうかも気になります。
花粉症に苦しむ人が葬儀に参列する際、どのような点に気を付けるべきなのか、詳しく解説いたします。
マスク着用はマナー違反ではない
マスクの着用はマナー違反ではありません。花粉症の症状がつらい人や体調不良の人は、安心してマスクを着用して、葬儀会場に向かいましょう。
特にここ数年は新型コロナウイルスの影響で、マスクの着用が当たり前になりました。マスクの着用義務がなくなったあとも、コロナ感染を気にしてマスクを外さない人も一定数いることもあり、マスク着用そのものがマナー違反と捉えられることはありません。
マスクを外すべきタイミング
しかし、葬儀の中でマスクを外した方がいいタイミングがいくつかあります。もちろん、外す、外さないの判断は、自身の体調やその時のコロナ禍の状況などによって、そのつど考えなければなりません。
ただしここでの判断基準は、体調の管理や、感染防止を最優先で考えることです。症状がひどい時には無理にマスクを外さなくても大丈夫です。
▶受付に進む時
受付では記帳をして香典を手渡します。その際に「このたびは大変ご愁傷さまでございます」と挨拶をします。受付に立つ人は喪主の代理としてそこにいるわけです。マスクを外して顔が見える形で挨拶するのが、より丁寧でしょう。
▶受付に立つとき
同じような理由で、喪主に代わって受付に立つ人も、マスクを外すのが理想です。
▶焼香の時
焼香をする際、遺族の方を向いて一礼をします。この時、マスクを外してしっかり顔が見える形で挨拶をするのが理想です。また、焼香は故人に対して弔意を示す場なので、マスクを外すことが敬いの表現となります。
参列前に花粉症対策を
花粉症がひどい時にどうしても葬儀に参列しなければならない時は、事前に花粉症対策を講じましょう。
具体的には、花粉症専用の薬を服用することです。内服薬、点眼薬、点鼻薬など、さまざまな種類があります。
副作用などに注意して、自身にあった薬の服用をおすすめします。
私たちAZUMA葬祭は、葬儀や仏事のプロフェッショナルです。参列のマナーやお葬式全般について、不安に思うことや分からないことなどがございましたら、こちらのお申込みフォームから、お気軽にお問い合わせください。
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