神道お葬式の葬儀社の選び方

神道でお葬式をする場合、どのように葬儀社を選べばよいのでしょうか。この記事では、神道の葬儀について、そして葬儀社の選び方について解説いたします。

神道の割合

日本のお葬式のほとんどは仏式で行われていますが、神道の葬儀はいったいどれくらいの割合で行われているのでしょうか。葬儀社アーバンヒューネスが運営しているエンディングデータサイト「エンディングデータバンク」では次にように示されています(2014年の調査)

  • 仏教  77.5%
  • 無宗教 17.8%
  • 神道  2.4%
  • キリスト教 0.9%
  • その他 1.4%

わずか2.4%の神道葬儀ですから、経験豊富な葬儀社に依頼したいと、誰もが思うものです。

神道葬儀と仏式葬儀の違い

日本の葬儀の大半を占める仏式葬儀と神道葬儀にはどのような違いがあるのでしょうか。

▶葬儀の意味

仏式葬儀は、故人を仏弟子にして浄土(仏さまの世界)に送り出します。そして死後も修行を重ねてやがて成仏するものと考えられています。

これに対して神道では、故人は神々の世界にかえって子孫を見守ってくれるという信仰があります。ですから、神道の葬儀は、故人をその家の守護神になってもらうための儀式です。

▶焼香と玉串奉奠

参列者が弔意を表すものとして、仏式葬儀では焼香を行ないます。お香の煙と香りがそのまま故人様や仏様の供養になると考えられています。

一方、神道では玉串奉奠をします。神道において神聖な木である榊に紙垂(しで)と呼ばれる白い紙を垂らしたものを神様に捧げ、二礼二拍手一礼をします。玉串奉奠は神道における他の祭礼(結婚式、七五三、厄払いなど)でも行なわれますが、葬儀の場合は音を立てずに手をたたくのが特徴です。

神道の葬儀社の選び方

では、神道葬儀をどんな葬儀社に依頼すればいいのでしょうか。神道専門の葬儀社というのはありません。大手がいいのか、地域密着がいいのか。この記事では、業界内の人間ならではの角度で、神道葬儀社の選び方を考えてみたいと思います。

▶神社に相談する

一番手っ取り早いのは、葬儀をお願いする神社に葬儀社を紹介してもらうことです。どの葬儀社が神道に慣れているのかなど、葬儀に不慣れな方が分かるはずもありません。だからこそ、神社に相談することで間違いのない葬儀社を紹介してくれるでしょう。

▶事前相談で複数の葬儀社を比較する

もしも時間の余裕があるのなら、複数の葬儀社を比較検討してみても良いでしょう。受け答えのスムーズさや実績や知識の豊富さから、神道葬儀の実績を推し計りましょう。あわせて見積もりをとることで、費用の比較検討もできます。

神道葬儀の実績の見分け方

前章では葬儀社の選び方をご紹介しましたが、中には、神社が紹介した葬儀社が本当に信頼に足るのか心配になる人もいるでしょう。また、事前相談したとしても、葬儀社側は「うちは神道の実績や経験が豊富です!」と自社をアピールしがちです。

「結局どこにお願いしたらいいの?」の不安に思う方のために、神道に長ける葬儀社の見分け方を、業界人独自の視点で考えてみます。まずは葬儀社に、次の2つの質問をしてみて下さい。

「御社は年間何件くらいの葬儀を行なっているのですか?」
「御社は何人の担当者で葬儀を施工しているのですか?」

ここで、年間100件の葬儀を請け負う葬儀社の場合で考えてみます。1件の葬儀を執り行うのにお迎えから通夜や葬儀まで3~4日かかりますので、年間100件ということは、ほぼ毎日葬儀が発生していることを意味します。ひと月に換算すれば8.3件。これを休みなしでひとりの社員がフル回転で葬儀の担当をするわけにはいきませんが、これくらいの件数であれば2~3人のスタッフがいれば、葬儀は十分に回していけるでしょう。

つまり、年間100件の葬儀件数の場合、担当者が2~3人程度の規模であれば、毎日稼働しているくらいの規模なのだなという推察が立ちます。そして前の章で示した通り、神道の葬儀は全体の2.4%ですから、年間100件のうちの2~3件ということは、4カ月から半年に1件程度の確率で神道の葬儀を行う計算になります。

ここからは経験者としての勘に頼る部分もあるのですが、葬儀はある程度パターンが決まっています。年間2~3件の件数を毎年請け負う葬儀社であれば、それだけ会社の中で神道葬儀のノウハウが蓄積されていくわけです。よほどのことがない限り、安心して神道の葬儀を任せられるレベルにあるでしょう。

神道の葬儀は件数が少ないからといって、経験豊富な老舗の葬儀社や大手の葬儀者だから安心、という図式にはならないということです。ある程度の年数と実績があり、従業員を抱えている葬儀社であれば、宗派の部分で心配することはないでしょう。

むしろ、仏式だから、神道式だから、という宗派性ではなく、その葬儀社がいかに喪主や遺族に寄り添おうとしているか、そちらの姿勢のほうが大切ではないでしょうか。

わたくしどもアズマ葬祭は、神道の葬儀にも多くの実績を持つ葬儀社です。39名の従業員がお客様のご葬儀を満足いくものになるよう、心を込めてお手伝いいたします。三鷹市や武蔵野市をはじめ、神道の葬儀でお困りの方はこちらのお問い合わせフォームからどうぞお気軽にご相談下さい。

お申し込みフォームはこちら
お電話:0120-66-5940
(24時間・365日)

関連記事

  1. 災害が発生した時。葬儀は執り行える?

  2. 日本とは違う世界のお葬式 イスラム教編

  3. 跡継ぎがいなくなったお墓はどうなるの? 墓じまいとは

  4. はじめての参列、仏式と違う神道(しんとう)のお葬式

  5. 私も死亡広告が必要? どんな人が利用するの?

  6. 葬儀会社の比較は故人に失礼は本当?

カテゴリー

  1. 喪主を頼める人がいない。死後事務委任契約とは

    2024.04.10

  2. ナースの方から「ここにこのまま体を置いておけないので運んでくれ…

    2024.04.10

  3. お金がなくて、葬儀代が出せないときはどうすればいいの?

    2024.04.07

  4. 余りにも突然のことでショックや動揺を隠せない中でしたが、昼夜を…

    2024.04.02

  5. 心に残るお葬式:あるラガーマンとのお別れ心に残るお葬式

    2024.04.01

  6. 骨壺はどこで買う?種類は?相場は?

    2024.03.30

  7. 遠方からの斎場探しでとても不安な気持ちでしたが、親切に対応して…

    2024.03.30

  1. 宗教・宗派がわからないときの調べ方

    2018.05.29

  2. 海外旅行先で、不慮の事故で死亡したらどうしたらいいの?

    2018.05.29

  3. 神道のお葬式でお願いするのは、神主さん? 宮司さん? どっち?

    2018.05.29

  4. 意外と知らないお布施のマナー 包み方・金額・タイミング

    2018.03.02

  5. 失敗しない日本でのイスラム教徒の葬儀

    2018.02.23

  6. 孤独死・孤立死で困らないための準備とは? 障がいを抱えた子ども…

    2018.02.01