神道でお葬式をする場合、どのように葬儀社を選べばよいのでしょうか。この記事では、神道の葬儀について、そして葬儀社の選び方について解説いたします。
神道の割合
日本のお葬式のほとんどは仏式で行われていますが、神道の葬儀はいったいどれくらいの割合で行われているのでしょうか。葬儀社アーバンヒューネスが運営しているエンディングデータサイト「エンディングデータバンク」では次にように示されています(2014年の調査)
- 仏教 77.5%
- 無宗教 17.8%
- 神道 2.4%
- キリスト教 0.9%
- その他 1.4%
わずか2.4%の神道葬儀ですから、経験豊富な葬儀社に依頼したいと、誰もが思うものです。
神道の葬儀社の選び方
では、神道葬儀をどんな葬儀社に依頼すればいいのでしょうか。神道専門の葬儀社というのはありません。大手がいいのか、地域密着がいいのか。この記事では、業界内の人間ならではの角度で、神道葬儀者の選び方を考えてみたいと思います。
まずは年間100件の葬儀を請け負う葬儀社の場合で考えてみます。1件の葬儀を執り行うのにお迎えから通夜や葬儀まで3~4日かかりますので、年間100件ということは、ほぼ毎日葬儀が発生していることを意味します。ひと月に換算すれば8.3件。これを休みなしでひとりの社員がフル回転で葬儀の担当をするわけにはいきませんが、これくらいの件数であれば2~3人のスタッフがいれば、葬儀は十分に回していけるでしょう。
つまり、葬儀社の情報をホームページなどから探るときに、葬儀の施工スタッフが2~3人程度の規模であれば、毎日稼働しているくらいの規模なのだなという推察が立ちます。そして年間100件のうちの2~3件ということは、4カ月から半年に1件程度の確率で神道の葬儀を行う計算になります。
ここからは経験者としての勘に頼る部分もあるのですが、葬儀はある程度パターンが決まっています。年間2~3件の件数を、しかもそれを毎年請け負う葬儀社であれば、それだけ会社の中で神道葬儀のノウハウが蓄積されていくわけです。よほどのことがない限り、安心して神道の葬儀を任せられるレベルにあるでしょう。
神道の葬儀は件数が少ないからといって、経験豊富な老舗の葬儀社や大手の葬儀者だから安心、という図式にはならないということです。ある程度の年数と実績があり、従業員を抱えている葬儀社であれば、宗派の部分で心配することはないでしょう。
むしろ、仏式だから、神道式だから、という宗派性ではなく、その葬儀社がいかに喪主や遺族に寄り添おうとしているか、そちらの姿勢のほうが大切ではないでしょうか。
わたくしどもアズマ葬祭は、神道の葬儀にも多くの実績を持つ葬儀社です。39名の従業員がお客様のご葬儀を満足いくものになるよう、心を込めてお手伝いいたします。三鷹市や武蔵野市をはじめ、神道の葬儀でお困りの方はどうぞお気軽にご相談下さい。