弔辞の意味と目的 どんなお葬式で、どんな方にお願いすればいいのか?

葬儀の中で読まれる「弔辞」をご存じですか?
弔辞は、故人様に対して伝える弔意や惜別の想いをこめたお手紙、メッセージです。通夜式は葬儀・告別式の中で、参列者の前に進み出て、祭壇に向かって読み上げるスタイルが一般的です。著名人の方が亡くなった際にニュース報道などで弔辞の様子を見たことある人は多いのではないでしょうか。
弔辞はどのような葬儀でも執り行えますが、すべての葬儀で弔辞が必ず読まれるわけではなく、省略するケースも少なくありません。

誰にお願いすればいいのか

弔辞は、喪主が読んでもらいたい人に依頼するものです。主に、故人様の友人、仕事上の関係者など、親しくお付き合いをしていた方が読みます。複数の人に依頼しても構いませんが、一般的な葬儀であれば概ね1~2名でしょう。中には、自ら弔辞を行いたいと申し出る人もいるようです。

断れることはできるのか

弔辞を断ることはできるのでしょうか。可能な限り引き受けましょう。喪主や遺族が「この人に」とお願いしてきたわけです。故人様の最期を送り出しをよりよく彩るためにも、弔辞を読んで差し上げて下さい。もちろん中には、どうしても弔辞を断りたいと思う人もいることでしょう。その場合は、理由を述べ、丁寧に固辞の意を示します。

弔辞のタイミングと流れ

一般葬の場合、弔辞はも葬儀・告別式の中で読まれます。通夜で読まれることはあまりありません。そして、式の中では僧侶の読経を中断して行われます。弔辞者は、次のような流れで弔辞を奉読します。

1. 司会者より名前を呼ばれたら席を立ち、祭壇前に進み出る。
2. 遺族や参列者、そして故人に対して一礼をします。
3. 弔辞奉読。3分前後が目安です。
4. 弔辞を読み終えたら、奉書や封筒に戻し、弔辞台や焼香台にお供えをします。
5. 故人に対して一礼をして自席に戻ります。

無宗教葬で重要な役割を果たす弔辞

無宗教葬では弔辞は重要な役割を果たします。僧侶による読経がない無宗教葬では、時間の使い方が間延びしてしまい、セレモニーとしてのアウトラインが描きづらいという側面があります。そこで、家族や親族、関係者の方に弔辞を読んでもらうことで、生前の故人様を偲び、思い出すことができます。

無宗教葬では、どのような形で告別式を進めるかは家族の自由です。ひとりに限らず、複数の人が弔辞を読んでも構いません。

弔辞は故人様へのお手紙です。あまり形式にこだわらずに、自分自身の言葉で贈るのがよいでしょう。

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