故人様にとっては最初で最後のお葬式。もちろん、喪主を勤める人にとっても一生に一度あるかないかの大役を任されるわけですから、しっかりとした葬儀社に出会いたいものです。
しかし、葬儀はいつやってくるか分かりません。一般的にはご逝去の翌日から3~4日以内には葬儀をすべて終えてしまいます。時間の余裕もない中で葬儀社を決めていかなければなりません。
「しっかりした葬儀社」というものの、何を基準に比較すればいいのかも分かりません。安ければいいというものでもなさそうだし、かといってその金額が相場より高いのか安いのかも判断がつかない。
そして葬儀で何よりも大切なのは、スタッフの人柄です。このクオリティ如何で、葬儀の満足度は変わります。
もしも後味の悪い葬儀になってしまうと、遺された人の中にずっとしこりとして残ってしまいます。
いつやってくるか分からない葬儀。短時間で葬儀社を選ぶときのチェックしておきたいポイントをお伝えします。
葬儀社を選ぶときのチェックポイント
そのポイントは、「インターネットで情報をしっかり開示しているか」です。
多くの人は、まずはじめに、インターネットで希望のエリアで葬儀社を検索します。
つまり、葬儀社のサイトからその葬儀社の印象を汲み取ろうとします。
ここで大切なのは、サイトのデザインの美しさなどではありません。その会社がいかに信頼できる葬儀社であるかをきちんと情報発信しているか。葬儀社としての「実績」やそこで働く人たちの「顔」が見えるか。多少デザインは拙くても、自社のことをきちんと自分の言葉で語っているかが大切です。こうした点をベースにして、次の5つのポイントを意識して比較しましょう。
●葬儀社の所在地がはっきり明記してある
住所、電話番号、所在地などがきちんと明記されているかを確認し、その場に事務所や会館がきちんとあるのか、会社情報をオープンにしているのか、信頼に足る葬儀社なのか、確認しましょう。一般の人たちには分かりづらい点かもしれませんが、葬儀は集客さえしてしまえば、施行そのものはアウトソーシングでできてしまいます。葬儀業を行うのに行政からの許認可も不要ですし、式場、祭壇、搬送、寺院など、すべて外注で手配できます。ホームページを充実させ、アパートの一室に電話とファックスとパソコンがあれば葬儀社をやっていけるのです。もちろんこうした葬儀社そのものが悪いとは言い切れませんが、場合にによってはただのブローカーであることも少なくありません。
●社員やスタッフの顔が掲載されている
社員やスタッフの顔写真を掲載するという姿勢は、その葬儀社が情報開示に積極的であることを意味します。また、なかなか自分の顔をWEB上に載せたくないと考える人が多い中、積極的に顔を掲載する葬儀社は、風通しの良い社風であることが多い傾向にあります。
●費用プランについてわかりやすく示されている
葬儀費用は喪主が最も気になる大切な要素です。ホームページ上で分かりやすい費用プランが掲載されているということは、それだけ喪主目線に立ってサイトが設計されていることを意味し、その葬儀社の姿勢が見て取れます。プランの中に何が含まれているのか、また、品目が画像付きで掲載されているかがポイントです。「祭壇」とだけ書かれているのでは、どんな形のどんな大きさのものか分かりません。またその他にも、料理や返礼品などの数量が変動してしまう項目や、葬儀社の見積もりには上がらないものの喪主が負担しなければならない項目の説明がなされているかもポイントです。
●ブログやコラムなどサイトの中身が定期的に更新されている
数年前に作ったサイトがずっと放置されているようなところよりも、定期的な更新がなされている葬儀社の方が、仕事が丁寧な傾向にあります。サイトにはその葬儀社の社風が表れます。情報の定期的な更新はなかなか大変ですが、その継続力は、施行能力の見極めに役立ちます。
●その地域での実績が豊富である
最近は、大手葬儀社による提携店の委託や、広範な営業エリアを網羅する葬儀社など、競合が激しくなっています。しかし、葬儀は基本的には自宅の近くの会館で行います。土地勘やその地域の風習に長けた上で、地域での実績が豊富な葬儀社がおすすめです。
葬儀社の決定
以上のポイントを踏まえて、まずはインターネットで葬儀社をしぼりこみましょう。
そこからは電話や対面相談。スタッフの人柄、費用など、選ぶ基準は人それぞれですが、誠実そうだ、信頼できそうだ、という肌で感じたものも交えて葬儀社を決めていきましょう。
東葬祭は以上のポイントをすべて満たしております。
三鷹市、武蔵野市で葬儀をお考えの方はぜひとも当社サイトごらんいただき、お気軽にご相談ください。