お葬式でレンタルできるものをまとめてみました

葬儀の知らせはいつだって急にやってきます。中2日、中3日でも突然のことにその準備に慌ただしい想いをしてしまうのに、今日の連絡で明日のお通夜、あるいは今夜お通夜があるなんてことも少なくありません。

「葬儀に必要なものが家の中にない! 」

「久しぶりに出した喪服がしわくちゃで着ることができない! 」

「クリーニングに出す時間もない!」

家事や仕事で毎日追われていて忙しいと、どこかに買いにいく時間がないということもしばしばです。

そんな時に便利なのがレンタルサービスですが、お葬式でレンタルできるものにはどんなものがあるのでしょうか?
まとめてみました。

喪服のレンタル 3つの方法

久しぶりに喪服を出してみるとしわくちゃだった。体型が変わって喪服が着れない。

そんな時には喪服のレンタルがあります。

喪服のレンタルは貸衣装業者に依頼しますが、主に次の3つの方法があります。

葬儀社

ほとんどの葬儀社は貸衣装業者と提携しているので、困った時には葬儀社に相談してみましょう。式場に配達もしてくれるので、遺族の立場で喪服に困った場合は便利でしょう。

貸衣装業者

お住まいの近くに貸衣装業者があれば、そのままレンタルをお願いしてもよいでしょう。その場で自分の体型にあった喪服が選べます。

インターネットのレンタル業者

最近ではインターネットにレンタル業者もあります。価格は比較的安いのですが、葬儀は急を要すので時間が間に合うかどうかが問題です。

靴やかばん等の小物のレンタル

喪服のレンタルの基本は、男性であれば上下のスーツ、女性であればアンサンブルです。

もしもそれ以外の革靴、かばん、ネクタイなどを希望するのであれば、オプションサービスとして用意してあるので、合わせて依頼しましょう。

数珠のレンタル

お焼香の際には必ず数珠を使うので、忘れないようにしましょう。

ただし、数珠もそう頻繁に使うものではなく「どこに置いていたかな?」「ひさしぶりに手に取ると房が切れている」なんてことも珍しくありません。
数珠は、貸衣装のオプションとしても用意してくれるので、貸衣装のレンタルを依頼する人はあわせて利用しても良いでしょう。

また、葬儀社が独自にレンタル用の数珠を用意していることもあるので、困った人は相談してみるのよいでしょう。
式場によっては、数珠を忘れてしまった人のために、誰もが自由に使えるようロビー等に数珠を置いていることもあります。どうしても数珠の用意が間に合わない場合は、事前に葬儀社に電話等で確認してみましょう。

後飾りの祭壇

これは参列者ではなく喪主や遺族が対象になりますが、葬儀社からレンタルするものとして後飾り祭壇があります。
後飾りの祭壇とは、葬儀のあとに遺骨を置いておくための自宅用の祭壇です。葬儀社によってはレンタルではなく買取のところもあります。
後飾りの祭壇は、簡単な白木あるいはボール紙でできています。これは、あくまでも後飾り祭壇が四十九日までの仮の祭壇だからです。
後飾り祭壇には、遺骨以外に、故人さまの遺影と位牌を安置して、五供(ごく)と呼ばれるお供え物を供えます。ちなみに五供とは、灯明(ローソク)、香、花、食べ物、飲み物のことです。通常は、これらを供えるための道具もセットでレンタルできます。
四十九日法要までは、故人さまを礼拝するための道具は「白」が基調のものを用います。祭壇は白木で、白の布を掛けます。位牌も白木、お供え物に用いる仏具もすべて白無地のものを使用します。四十九日を過ぎると、お仏壇や本位牌(漆塗りや唐木でできた位牌)を構えるので、後飾り祭壇は不要になります。レンタルしているのであれば、葬儀社に連絡して引き取ってもらいましょう。
地域によっては初盆の精霊棚として使用するところもあるようです。詳しくは葬儀社に確認してみましょう。

お葬式で使うものはほとんど「レンタル」

よくよく考えてみると、お葬式で使うもののほとんどはレンタル商品であることがわかります。
たとえば葬儀会館も、自宅で葬儀ができない代わりに、場所をレンタルするわけです。
祭壇も、白木祭壇の場合はレンタルして故人様を礼拝するために用います(花祭壇の場合は、一度の葬儀でお花を使い切るのでレンタルとは言えません)。
霊柩車やマイクロバスといった車両も、広い意味で捉えればレンタルです。
一昔前までは葬儀を自分たちの手で主体的に行っていました祭壇を組みのも、ご遺体を墓場まで運ぶのも、すべて共同体の人たちによる営みだったのです。
しかし最近では葬儀社が葬儀のセットアップをすべて請け負うようになりました。そこで、さまざまなものがレンタルされるようになったのです。
お葬式の形は時代によって変化するものです。私たち葬儀社も、戦後の社会の要請の中から生まれて参りました。しかし、葬儀社がすべてを用意するオートメーションの葬儀に偏らないよう、常にお客様と対話をしながら、満足いく葬儀のお手伝いをしていく所存です。

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