お葬式で着用すべき服装と言えば喪服です。しかし夏の暑い季節でも、長袖のワイシャツ、そして上下黒のスーツ姿でいなければならないのでしょうか。
女性の場合は、半袖のワンピースもありますが、これらは認められないのでしょうか。夏の葬儀における服装マナーについて考えます。
男性の半袖ワイシャツはNG
はじめに結論から述べると、葬儀における男性の半袖ワイシャツはNGです。長袖のワイシャツに、礼服用のブラックスーツを着用しましょう。
葬儀は故人を送り出す大切なセレモニーですので、その場にふさわしい身なりにすることが弔意を示すこととなります。長袖のワイシャツはカジュアルに見えてしまうので、極力避けるべきだと考えられます。
女性は、ワンピースよりアンサンブルを
女性のワンピースの場合は、咎められることはないでしょう。ただし、筆者の意見としては、ワンピースの上にジャケットを羽織る、いわゆるアンサンブルスタイルがベストだと考えます。その理由は次の4つです。
●ワンピースだと肌の露出が増える
●式場内は冷房で冷えているため、ジャケットを着用したくらいがちょうどいい
●そもそもアンサンブルだと葬儀のドレスコードに適している
●ジャケットの着脱の選択肢がある
以上の理由から、アンサンブルで参列し、どうしても暑さを感じた時はジャケットを脱ぎましょう。
移動中は、ジャケットを脱いでよし
葬儀の参列は、そのすべてがセレモニーというわけではありません。移動中、または待機中の時間帯は、服装マナーよりも体調管理を優先させるべきです。
会館の外にいる時は、灼熱の日差しや暑い空気にさらされるわけですから、ジャケットを脱いでも構いません。自身が体調を崩すことのないよう柔軟に対応しましょう。
式場内は冷房で冷えている
真夏の葬儀を暑いシーンばかり想像してしまい、半袖で参列したものの、実際に式場内に入ってみると冷房でかなり冷えています。昨今は家族葬が多く、会館の外で待機するというシーンもほとんど見られず、半袖を着用することで逆に体調を崩してしまう恐れがあるのです。
まとめ
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