ご逝去から葬儀までは時間の余裕がありませんが、葬儀日程はどのように決めていけばよいのでしょうか。この記事では、葬儀日程を決める際のポイントを、優先順位の高い順にご紹介いたします。
優先したいのは、喪主や遺族の想い
まず何より、喪主や遺族の想いを最優先しましょう。「早く葬儀をしたい」と考える人もいれば、「少しだけでも最後の時間を設けたい」とあえて日程を開けて葬儀を行う人もいます。
その上で、葬儀日程を決めるには、ご遺体の状況、親族への配慮、式場や火葬場の空き状況、友引、菩提寺の都合などを調整しなければなりません。詳しく解説いたします。
喪主や遺族の心情は、葬儀全体の雰囲気や意味合いを大きく左右します。特に、故人との最後の時間をしっかりと確保したい、遠方からの家族が到着するまで待ちたいなど、それぞれの想いがあるはずです。急ぐ気持ちがあっても、心の準備が整うまでの時間を確保することで、後悔なくお別れできる場合もあります。葬儀は一度きりですので、こうした遺族の気持ちに寄り添いながら、慎重に日程を決めることが大切です。
ご遺体の状況
ご遺体の状況は冷静に見極めなければなりません。ドライアイスやエンバーミングなどである程度状態を保てるのであれば、その期間内で葬儀日程を決めます。
ご遺体の状況は、特に気温や湿度によっても影響を受けやすく、時期や季節によっては状態の保持が難しい場合もあります。
エンバーミングを行うと長期間にわたって保存が可能ですが、費用がかかるため、遺族の意向や予算との兼ね合いを考える必要があり、状況によっては早く火葬をした方がいいケースもあります。
適切な対処を行うためにも、葬儀社と十分に相談しながら、最も負担の少ない形で日程を決定することが大切です。
親族が集まりやすい日程
身内の方々が無理なく参列できる日程が望ましいでしょう。特に、遠方からの参列が多い場合は、葬儀当日までに集まれるかどうかを検討します。
親族が集まる日程を考慮することで、家族全員で故人を見送ることができます。
仕事や家庭の事情で休みが取りにくい親族もいるため、土日や連休、または余裕をもって計画できる日程に調整するのも一つの方法です。
また、遠方からの参列者には宿泊施設の手配が必要な場合もあるため、宿泊場所の確保や移動手段の確認をしておくと安心です。
親族間であらかじめ相談し、できるだけ多くの方が参加できる日程を選ぶことで、後悔のないお別れが叶います。
式場や火葬場の空き状況
希望の式場の空き状況、それにともなって火葬場の空き状況を確認します。日程を優先して葬儀式場を押さえたくても、なかなか空きが見つからないというケースは少なくありません。
また、火葬場は慢性的に混雑しており、そのために葬儀までに3~4日空けるということも少なくありません。
式場や火葬場の予約が難しい場合は、平日の午後や比較的空きが出やすい時間帯を狙うなど、柔軟に調整することで対応しやすくなります。
葬儀後の出棺は、基本的には11時、12時、13時の枠を押さえますが、これを少し早めたり、遅らせたりして調整します。
また、式場や火葬場の場所を変えることで、希望の日程で予約が取れることもあります。
例えば、東京都三鷹市の方が主に用いるのは府中市の多磨葬祭場ですが、こちらが混雑している場合、少し距離があるものの、杉並区の堀ノ内斎場や、板橋区の戸田葬祭場を利用することも可能です。
このように、葬儀社と相談し、最適な代替案を探してみましょう。
友引の葬儀は避ける
友引は「友をあの世へ引っ張る」日として葬儀を避けるのが古くからの慣わしです。そのため、多くの火葬場が友引を休館日としています。
中には友引でも稼働している火葬場もあります。喪主や遺族が気にしなければ火葬をしても構いませんが、参列する親族の中には不快に思う人もいるかもしれません。
友引での葬儀を避ける理由には、伝統や迷信に基づく心理的な配慮も含まれます。
特に年配の方々や地域の風習を大切にするご親族にとっては、「友引の葬儀」は縁起が良くないと捉えられることが多いです。
そのため、友引に葬儀を行う場合は、あらかじめ親族間で意向を確認し、必要であれば別の日程を検討するのも一つの選択です。
ご遺族や参列者の気持ちに寄り添いながら、全員が納得できる日程を選ぶことが大切です。
菩提寺の都合
菩提寺とは、ご先祖様を代々供養するお寺のことです。菩提寺があれば、その菩提寺に来てもらい、供養をしてもらいます。
そのため、希望の葬儀日程に菩提寺の都合が合うかどうかも、事前に確認しておきましょう。菩提寺の住職の都合が合わない場合、別の日程に調整するか、菩提寺以外の僧侶に依頼することも検討する必要があります。
しかし、菩提寺の住職が供養を行うことで、故人がご先祖様と同じように手厚く見守られるという安心感が得られるため、可能であれば菩提寺の住職にお願いするのが望ましいでしょう。
事前に日程の候補を確認し、菩提寺の意向を伺っておくことで、スムーズな準備が進められます。
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