葬儀を終えたあとも深い喪失感を抱えながら、遺族の方は遺品整理をしなければなりません。それは、故人様との最後の対話のようなもので、遺品整理を通じて故人様とのつながりを再確認し、新たな人生の始まりに向けた一歩を踏み出すきっかけとなるのです。この記事では、これから遺品整理をしなければならないあなたが、少しでもスムーズに遺品整理を進められるよう、解説いたします。
遺品整理を始めるタイミング
遺品整理を始めるタイミングに決まりはありません。遺族の心情や生活の状況によります。もちろん、葬儀後なるべく早くとりかかるに越したことはありませんが、気が乗らなければ無理にしなくても構いません。また、遺品整理は自分一人ではできない面もあるため、四十九日法要など、親族が集まるタイミングで具体的な方針を考えてもよいでしょう。
また、もしも故人が賃貸に住んでいるのであれば、契約解除の日までに明け渡さなければなりませんので、速やかに遺品整理にとりかかりましょう。
遺品整理の流れ
遺品整理の流れは、まず遺品を確認し、分類することから始まります。大切な思い出の品、法的な手続きに必要な書類、リサイクルや廃棄が必要な品などに分類します。
また、形見分けするものは誰が何を受け継ぐかを家族や親族で話し合います。その他、骨董など資産価値がある場合は買い取り業者に査定してもらいましょう。売却益は遺産相続の対象となるので、扱いには充分に注意しましょう。
困った時は専門業者に依頼
遺品整理は膨大な時間と労力を要する作業であり、一人で行うのは大変です。そのような場合、専門業者に依頼することをおすすめします。
一般的に、遺品整理の費用相場は幅広く、物件の大きさや遺品の量、作業内容によります。
ワンルームだと5万円~8万円程度ですが、これが4LDKなど、ファミリークラスになると25万円や30万円近くに及ぶことも少なくありません。
また、選ぶ専門業者によっても価格は変動するので、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。信頼できる業者を選ぶためには、事前に口コミや評価を確認し、具体的な料金明細や作業プロセスを説明してくれるかどうかなどで見極めましょう。
まとめ
遺品整理は悲しみや困難な作業を伴うことが多いですが、それは新しいスタートの一部でもあります。故人との絆を再確認し、思い出を整理することで、私たちは故人様のいない新たな人生を始める準備を整えられます。
何より大切なのは、自分自身の心の健康や体調を優先することです。自力で行うのが困難な場合は、専門業者に依頼することも選択肢の一つです。
私たちAZUMA葬祭は、葬儀や仏事のプロフェッショナルです。お葬式全般についてはもちろんのこと、遺品整理について不安に思うことや分からないことなどがございましたら、こちらのお申込みフォームから、お気軽にお問い合わせください。
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