お葬式には多額な費用がかかってしまいます。賢く、そして満足いくお葬式をするには、本当に必要なものとそうでないものを見分けることが大切です。しかし、初めての喪主の経験ですから、そう簡単に判断できるものではありません。
そこでこの記事では、「葬儀の不要オプションベスト5」をご紹介いたします。この記事を参考にして、あなたも検討中の葬儀プランをもう一度見直してみて下さい。「こんなにお金をかけなければ良かった」と、後悔のないお葬式のためにも、どうぞ最後まで読み進めてみて下さい。
第5位 生花装飾
生花装飾とは、柩や遺影の周りにきれいな生花を飾るものです。生花装飾をすることで、見た目の印象がグッと美しくなります。
使うお花の量によって金額は変わりますが、生花装飾のオプションには5〜10万円近くの費用が掛かってしまいますので、絶対に必要なものというわけではありません。
生花装飾はかつて主流だった白木祭壇のオプションとして選ばれていました。最近は祭壇そのものを花祭壇にする方が多いので、減少傾向にあります。
第4位 マイクロバス
葬儀会館から火葬場に移動する際、親族はマイクロバスに乗車して霊柩車のあとに続きます。公道でこうした光景を見かける方も少なくないのではありませんか?
しかし、「火葬場への出棺=マイクロバス」と決まっているわけではありません。最近は家族葬が多いため、自家用車で間に合うのならそれでも構いません。マイクロバス1台当たりの相場が5万円前後ですから、これを省くだけで大きな節約になります。
ただし、同行者が多い場合、または火葬場の駐車台数に制限がある場合など、マイクロバスを利用した方がいいケースもあります。
第3位 霊柩車のグレードアップ
霊柩車は、火葬場への出棺の際に必ず必要なものです。しかし、霊柩車にもグレードがあるのをご存じですか?
霊柩車は「宮型」と「バン型」に分かれます。
宮型には外国車(キャデラック)と国産(クラウン)があり、約2万円の開きがあります。
また、バン型にも外国車(キャデラック、リンカーン、ボルボ)と国産車(クラウン)があり、一番高いものと安価なもので約3万円もの開きがあります。
第2位 棺のグレードアップ
柩は故人が最後にお休みになる大切な空間です。安価なものだと数万円程度ですが、高価なものになると数十万円や、100万円を超えるものもあります。
高価なものにはそれだけの手間暇がかけられ、厳かな彫刻や、鮮やかな刺繍など、故人らしさを表現するすばらしい棺がたくさんあります。しかし、無理に費用をかけなければ数万円で済みます。
第1位 祭壇のグレードアップ
葬儀費用の中で最も単価が高いのが祭壇です。少しでもグレードアップするだけで数十万円もの費用が追加されます。
最近では花祭壇が人気ですが、グレードアップすると、全体のサイズが大きくなり、使用する花材が高級なものになります。
お葬式は故人様との最後のお別れの場所です。
祭壇にお金をかけて気持ちよく送り出したいと思う心情はよく理解できますが、一方で大切な家族を亡くし、馴れないことばかりが続くお葬式の真っ最中は、どうしても金銭感覚が麻痺しがちです。
祭壇のグレードアップをするかしないかは葬儀費用に大きく左右するので、慎重に検討しましょう。
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