跡継ぎがいなくなったお墓は、どうすればいい?

葬儀や埋葬のやり方が多様化し、少子高齢化が進むなか、跡継ぎがいなくなったお墓の「墓じまい」を考える人も増えているようです。

ただ、先祖代々守られてきた大切なお墓を、自分の代で撤去し処分してもいいのだろうか、と迷う人も多いことでしょう。そんな疑問にお答えします。

 

■「墓じまい」とは
お墓を解体・撤去することは「墓じまい」と呼ばれています。

実はお墓の承継には決まりはありませんので、誰が継いでもよいとされています。ですが、跡継ぎがいなくなった場合、現実的に継ぐのはむずかしくなります。

継承者が絶えてしまうとお墓は無縁仏として処分されてしまうため、事前に「墓じまい」を行うというやり方があるのです。

 

 

■ 「墓じまい」の背景にある事情
「墓じまい」を考える背景には、さまざまな事情があるでしょう。

 ・結婚していない。子どもがいない

 ・子どもはいるが、結婚相手の墓に入ることになってい

 ・子どもは遠方に住んでいる

 ・墓を守る親族がいない

 ・お墓を守るために生じる金銭的負担を子どもにかけたくない

 ・お墓を維持する経済的な余裕がない

 ・高齢のため、お墓参りやお墓の維持がむずかしい

このようなことも理由になっているようです。

 

■ 「墓じまい」の注意点
では実際に「墓じまい」する場合の手順や注意点をみていきましょう。

煩雑な手続きに加えて費用もかかります。

計画から実行まで数年かかる心づもりで準備しておきましょう。

 

① 親戚と十分に話し合い、了承を得るようにします。

② お寺にお墓がある場合は計画段階から相談しましょう。

  お墓を閉じ、別のところに改葬するにはお寺から証明書を出してもらう必要があります。

  また、檀家を離れるための離檀料をお寺に支払う場合もあります。

③ 遺骨の移し先を考えましょう。お墓をなくすと遺骨を移動することになります。

④ 墓じまい、改葬の手続きを行います。

⑤ 石材店に依頼し遺骨を取り出し、新しい安置先に移動します。

⑥ 墓石の撤去工事を行い整地し、更地の状態にして返却することになります。

 

 

さまざまな事情によってお墓を維持管理するのが困難になることもあるでしょう。

 

結果として片付けることになったとしても、先祖への供養と、家族を大切に弔う気持ちを忘れないようにしましょう。

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