「喪主の挨拶、どうやれば失敗しないかな」
「マナーや礼儀に決まりはあるの?」
「カンペを持って話してもいいのかな?」
このような不安をお持ちの方のために、この記事では、喪主挨拶のマナーや礼儀について、そのポイントをお伝えいたします。
こんにちは。創業59年、東京都三鷹市で7万5千件のお葬式をお手伝いしてきた株式会社AZUMA・東葬祭です。
お葬式の中で、喪主がしなければならないことの一つに、喪主の挨拶があります。
ただでさえ大切な家族を失った直後、緊張が強いられるお葬式という場面での挨拶はとても緊張してしまうものです。人前で話すことが苦手な人にとっては、さらに大変なことです。
そんな喪主さまのために、この記事では安心して喪主挨拶に臨める情報をまとめました。どうぞ最後まで読み進めてみてください。
喪主挨拶の基本的な役割
まずは喪主挨拶の基本的な役割を確認しておきましょう。
喪主の挨拶は、参列してくださった方々への感謝を伝えると同時に、故人の人となりや生前のご厚情に触れ、遺族を代表してお礼を述べる大切な場面です。
お葬式は多くの人の支えによって成り立っています。親族や友人、職場の方々など、故人を偲んで集まってくださった方々に「ありがとうございました」と心を込めて伝えることが、挨拶の第一の役割です。
また、今後も変わらぬご厚誼をお願いする意味も含まれます。立派な言葉や長い文章である必要はなく、簡潔でも心のこもった言葉を伝えることが最も大切なのです。
喪主挨拶の場面・タイミング
喪主挨拶が行われるタイミングとして最も多いのは、出棺前です。
故人さまとの最後のお別れに臨む直前、参列者全員がそろった場で、スタンドマイクを前にして親族や参列者に向けてお礼の言葉を述べます。
葬儀の流れの中でも、この場面は緊張感が高く、喪主としての役割を果たす大切な時間です。
また、規模の大きな葬儀だけでなく、近年増えている家族葬でも喪主挨拶は行われることが多く、たとえ少人数であっても感謝を伝える機会として重視されています。
挨拶の内容は長くなくても構いませんが、故人への想いと参列者への感謝を込めることが大切です。
カンペを読みながらでもいい
さて、ここでこの記事の本題です。喪主の挨拶、カンペを読みながら話しても良いのでしょうか。
結論から言うと「カンペを読みながらでも大丈夫です!」
カンペがあることで落ち着いて挨拶ができますし、言い間違いもありません。本番に先立ってしっかりと文章を作り込むことで、むしろあなたの想いを参列者に上手に届けられるという側面もあると言えるでしょう。
もしも文章作成に自信がないというのであれば、インターネット上に文例が出ていますし、 葬儀社に相談するとアドバイスをいただけます。
まわりはみんなあなたの話を聴いてくれる
仮にあなたが挨拶に自信がないとしましょう。でもよく考えていただきたいのですが、その場にいる人たちは、みんなが故人さまのことを偲び、そして喪主さまやご遺族をいたわるために集まっているのです。
ですから、仮にあなたがカンペに頼ったとしても、その言葉の一つ一つを優しく受け止めて見守ってくれることでしょう。上手に読めないかもしれないとか、失敗してしまうかもしれないなどと不安になる気持ちは分かりますが、 あまり考え込まずに、率直な想いを文面に込めましょう。
どうしても自信がない時は代理を立てても大丈夫
どうしても自信がないという方は、代理を立てても構いません。体調が悪い、人前で上手に話せない、挨拶できる心理状態にないなど、お葬式ではさまざまなケースが考えられます。
だからこそ、自分自身で挨拶ができない時は周りの人たちに頼るというのもひとつの方法なのです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
喪主挨拶は、葬儀の中で喪主がすべきいちばん大変な役割かもしれません。
喪主の挨拶があるおかげで、生前の故人の人柄を伝えられ、参列者への感謝を伝えることができます。
もしも喪主の挨拶や葬儀マナーについて分からないことがあれば、ひとりで悩むことなく、すぐ横にいる葬儀社に頼ってもらえればと思います。
私たちAZUMA葬祭は、葬儀のプロフェッショナルとしてみなさまのご相談やご質問に24時間・365日対応しております。葬儀のしきたりやマナーなど、疑問やお困りごとがございましたら、こちらのお申込みフォームから、お気軽にお問い合わせください。
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