通夜や葬儀のようなセレモニーを執り行わない「火葬式」が増えています。
「直葬」とも呼ばれる葬儀スタイルですが、その特徴や費用や流れなど、実態はどういうものなのでしょうか。
くわしく解説してまいります。
火葬式が増えている
公正取引委員会が公表した『葬儀の取引に関する実態調査報告書』(平成29年3月22日)が日本全国の葬儀社を対象に調査したところによると、直葬の割合は全体の5.5%だそうです。
「直葬が増えている」と考える葬儀社は23.1%におよび、社会のニーズが読み取れます。
火葬式の費用
火葬式にする場合、20万円から30万円程度で済ますことができます。通夜や葬儀を執り行うための式場、祭壇、人件費、おもてなしの料理や返礼品が不要ですから、通常の葬儀よりも費用の負担を大きく軽減できるという特徴があります。
首都圏の場合は火葬費用が7万5千円であるのに対し、郊外の公営火葬場では無料から数千円というところもあるため、地域によっては10万円台で火葬式を済ますこともできます。
ちなみに私たちAZUMA葬祭では、最もリーズナブルに行なえる「シンプル火葬プラン」を16万5千円(税別)でご提供しています。その他にも、お客様のさまざまなご希望に応えられるよう、「スタンダード火葬プラン」「プレミアム火葬プラン」「セレクト火葬プラン」もラインナップ。詳しく知りたい方はこちらのリンクからお進みください。
火葬式の流れ
セレモニーを排した火葬式は、どのような流れで進んでいくのでしょうか。ご逝去から火葬を終えるまでの流れを解説いたします。
ご逝去〜おむかえ~安置
病院や警察署でお亡くなりになったご遺体は葬儀社に連絡して搬送してもらいましょう。搬送先は自宅や火葬場あるいは当社が保有する施設を利用します。事前にどこに安置したいかを決めておきましょう。
納棺
火葬式では納棺式を執り行わずに葬儀社に任せるのが通例です。納棺式を希望する場合別途有料となります。
火葬当日
当日は決められた時間に火葬場に集合します。火葬炉に入る前に最後のお別れができます。僧侶の供養を希望する場合、5分程度にはなりますが、読経と焼香が可能です。
火葬時間は地域によって異なりますが、約1時間から2時間でしょう。火葬が終わると参列者が遺骨を骨壺に移して、すべての行程が終わります。
副葬品
副葬品とは、故人様とともに棺の中に納めるもののことです。あちらの世界に旅立つ亡き人に、想いのこもったものを添えて、安寧を祈ります。
副葬品は、燃えるものが基本です。お花やお手紙、故人様が生前着用していた衣類などが納められます。
ただし、副葬品にできないものもいくつかありますので、ここに挙げるものは納めないようにしましょう。
▶ガラスや金属
火葬によって溶けだして、遺骨を汚す恐れがあるため
▶ビニールやプラスチック製品
有害物質を発生させ、公害の恐れがあるため
▶カーボン製品
ゴルフクラブ、釣り竿、杖、ラケットなどのカーボン製品は、燃え切らない炭素繊維が細かい粒子となって浮遊し、火葬炉の故障の原因となるため
さまざまな希望にこたえてくれるオプションサービス
火葬式だけではあまりにも寂しいと思う方はさまざまなオプションサービスを利用しましょう。たとえば、遺体を自宅に安置して祭壇を設置してもらうだけで、数万円の費用が上乗せになりますが、最後のお別れをゆっくりと過ごすことができます。
また、遺影写真や棺の中に納めるお花の準備もしてくれます。詳しくは葬儀社に相談して、少しでも満足の得られる火葬式にしたいものです。
こうした要望に応えるために、AZUMA葬祭ではオプションを付帯した火葬プランを2つご用意しています。
「プレミアム火葬プラン」では、弊社の自社斎場でゆっくりとお別れをしたあとに火葬場に向けて出棺します。遺影写真やラストメイクのサービスも付いており、心を込めて故人様を送り出すことができます。
さらに、故人様のお身体を丁寧に洗い清める「湯灌サービス」と、お別れ花や棺のランクアップなど、8品目の中からお好きなオプションをひとつ選べる「セレクト火葬プラン」もご用意。お客様からは「火葬式だからといって質素な感じがしなかった。心を込めて故人との最後の時間を過ごすことができた」と、好評をいただいております。
私たちAZUMA葬祭は、葬儀や仏事のプロフェッショナルです。火葬式について、さらには仏事や供養のことなど、不安に思うことや分からないことなどがございましたら、こちらのお申込みフォームから、お気軽にお問い合わせください。
また、東京都にお住まいの方は、どうぞお気軽に火葬式をはじめとする葬儀全般についてご相談下さい。メールや電話でのお問い合わせでも構いませんし、三鷹市にある社屋や自社会館、お客様のご自宅やご希望の場所に出張し、対面相談にも対応いたします。
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※この記事は、2023年1月に更新されています。料金などはつど変更の可能性があるため、詳しくは直接弊社にお問い合わせください。