「訃報連絡って、いつどのタイミングで伝えればいいの?」
「すぐに知らせた方がいい? それとも、葬儀の詳細が決まってから?」
「家族だけで葬儀を済ませた場合、どう伝えれば失礼がない?」
この記事は、そんな疑問を持つ方に向けて書かれています。
こんにちは。創業58年、東京都三鷹市で7万5千件のお葬式をお手伝いしてきた、株式会社AZUMA・東葬祭です。
訃報連絡は、タイミングによって伝え方や範囲が変わります。慌ただしい中でも、できるだけ丁寧な対応を心がけたいものです。ここでは、訃報連絡の基本と注意点をわかりやすくご紹介します。
訃報連絡 3つのタイミング
訃報連絡には、主に次の3つのタイミングがあります。
- ご逝去すぐ
- 葬儀日程が決まってから
- 葬儀が終わってから
どのタイミングで、誰に、どのように連絡するか。それぞれのケースに応じた考え方を押さえておきましょう。
ご逝去すぐに連絡する場合
ご逝去直後に連絡する場合は、ごく近しい人だけに絞るのが基本です。
- 家族、親族
- 特に親しかった友人
- 看取りに立ち会えなかった近親者
場合によっては、病院や自宅に駆け付けてもらうかを判断する必要もあります。ただし、深夜や遠方の場合は無理をお願いせず、翌朝に連絡するなど配慮しましょう。
この段階では、葬儀の詳細はまだ未定なことが多いため、あくまでも「ご逝去のお知らせ」となります。
葬儀日程をお知らせする場合
葬儀の日程や場所が決まった段階で、改めて訃報連絡を行います。
このとき、注意したいのは連絡する範囲です。
近年は家族葬が主流になりつつあり、「どこまでの人に声をかけるか」の線引きがとても重要になっています。
もし参列をお断りする場合には、
「故人の希望により家族葬といたしました」
「参列はご遠慮いただきますようお願い申し上げます」
といった一言を添えましょう。
線引きに迷った相手については、基本的に連絡しておいた方が無難です。
連絡を受けた側が、自分で弔意の表し方を選べるようにしておく方が、トラブルを防げます。
また、会社や学校などには、忌引き休暇の申請も兼ねて、速やかに訃報連絡を入れる必要があります。
事後報告として連絡する場合
最近は、「家族だけで葬儀を済ませ、落ち着いてから訃報を知らせる」というケースも増えています。
この場合は、事後報告となるため、
「家族だけで静かに見送りました」
「故人の遺志により、家族葬にてお別れいたしました」
と、こちらの想いをしっかり伝えることが大切です。
伝える方法も、相手との関係性に応じて選びましょう。
- 直接会って伝える
- 電話で伝える
- 書状(手紙)で伝える
また、年賀状を控える「喪中はがき(年賀欠礼状)」を使って、訃報を広く知らせる方法も一般的です。
おわりに
訃報連絡は、「誰に、いつ、どのように」伝えるかによって、相手に与える印象が大きく変わります。
ご逝去直後に伝えるべきか、葬儀日程が決まってからか、あるいは事後報告とするか。
状況に応じた判断と、心を込めた伝え方が大切です。
私たちAZUMA葬祭では、葬儀だけでなく、訃報連絡や葬儀後の手続きに関するご相談も承っております。
不安なことがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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