お葬式にお坊さんはつきものですが、最近では「無宗教葬」なんてものも耳にします。
「正直お布施が高い…」
「お経をあげてもらって供養になるのかな…」
このように迷われている方のために、この記事ではお坊さんを呼ぶことのメリットとデメリットをご紹介いたします。
お坊さんがいることのメリット
お坊さんがいることのメリットには、次のようなものが挙げられます。
- 仏教の教義に則った儀式をしてくれる
- 伝統的なかたちで行われるので家族や親戚が安心する
- 葬儀のあとの供養や法事もお任せできる
このように、お坊さんが担保してくれるのは、大切な家族を失った時に負う精神的なダメージです。「心」の部分をケアしてくれるのが、お坊さんの大事な役割です。
私たちは、自分で思っている以上に「死」への耐性が低い生き物です。大事な人が亡くなった時に、
「故人さまはどこに行っちゃったんだろうか」
「きちんとおだやかに成仏してくれているだろうか」
「お坊さんにしっかりと供養してもらわなくて大丈夫だろうか」
…と、さまざまな不安や迷いが心に重くのしかかります。
仏教の教えや儀式は、あの世とこの世をつなぐものです。自分たちだけでは到底解決できない「死」というとても大きな問題も、お坊さんがいることで受け止められます。
お坊さんがいることのデメリット
それでは次に、お坊さんがいることのデメリットを考えてみましょう。
- お布施の費用がかかる
- お経をあげてもらってもありがたさを感じられない
- 葬儀のあとのお寺との付き合いが億劫だ仏教やお寺に対してネガティブな考えを持っている人にとっては、お坊さんという存在が疎ましく感じられることでしょう。
そうした方は、お坊さんを呼ばないかたちでのお葬式をされたらよいでしょう。
なんだかんだで仏式が約9割
とはいえ、なんだかんだでお葬式にお坊さんを呼ぶ割合は全体の9割というデータがあります。平成28年7月に一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会が行った「全互協 冠婚葬祭1万人アンケート」です。
この約9割という水準は、1970年代から2011年以降においても変わらず、日本人が最後のところでは仏教の伝統様式に供養をゆだねていることの証と言えるでしょう。
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