火葬場に向かう故人を乗せたお車。
火葬の時間が決まっていますので、ほとんどのみなさんは慌ただしく告別式のあと斎場を目指すことをお考えのようです。
それでもあえて、うちの場合は、「寄り道」をさせていただくことも多いです。
なにせ、最近は病院でなくなる方が殆どで、ご自宅に安置されることが難しい方もいらっしゃいます。
でもきっと、故人様は帰りたい我が家や、最後に一目見てみたいところ、訪れたいところもあるのではないでしょうか。
先日は、ご自分の会社のお店の前を通って差し上げました。
前もって、店員の方々にもお話して、店の前で通り過ぎる車をお見送りしていただきました。ちょっとしたサプライズになったようで、喪主の方々に喜んでいただけました。
さりげなく、状況をお聞きして、ゆく道すがら、そのあたりを通過点にすることもうちのスタッフは「いつものサービス」としてよくやっています。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。