どちらが節税?どちらがお得? 社葬と合同葬の違いとは?

一般の家庭で行われる葬儀とは全く違う大型葬。
これにはいくつかの種類があります。

今回はその中でも「社葬」と「合同葬」について調べてみましょう。

社葬と合同葬はどちらも参列者が100人を超えるような大型の葬儀を指します。
会社役員や重役クラス、有名人の葬儀として執り行われることが多く、ニュースなどに取り上げられることもありますね。
上にあげた点から非常に似ている二つの葬儀ですが、どこが違うのでしょうか。

■「合同葬」は企業や団体が執り行う
「合同葬」は故人が所属していた企業や団体などと遺族が、または複数の企業や団体が合同で執り行う葬儀を指します。
遺族の意向も反映され、葬儀・告別式も同時に執り行うことが多いのです。

■「社葬」は会社が執り行う
「社葬」は故人が勤めていた会社が執り行う葬儀です。
親族が喪主となる葬儀は「密葬」としてあらかじめ行われ、それから時間をおいて「本葬」として執り行われます。
費用は全額を企業が負担し、より社会的意味合いの強いものと捉えられています。

近頃では「お別れ会」としてホテルなどで盛大に、またカジュアルに執り行われる場合もあり、どちらかというと企業の「広報活動」としての側面も重要視されているようです。

■ 社葬の注意点
社葬の場合は企業が絡むため、費用の支払い方法や葬儀の進行管理の資料を保管する必要があるなど特有の注意点もあります。

社葬は上でも述べたように、広報活動としての側面も持ち会社の経費として計上することができます。
ただしそれには事前に取締役会を開き、社葬を執り行うことについて正式に決定をしたという議事録を残すことが必要です。

この議事録がないと、たとえ葬儀に関する領収書が残っていても経費として計上できないことになります。

■ 社葬と一般葬の違い
また一般の葬儀と違う点として、社葬では香典返しを用意しないのが特徴です。
これは「香典」は企業としては受け取らないという意味になります。
香典を企業が受け取った場合、厳密にいうと遺族にそれを渡すことに「贈与税」を支払わなくてはなりません。

ただ、参列者が香典を持参してはいけない、というわけではないのです。
香典はすべて遺族に渡されることが多いので、遺族が香典返しを用意し、後日郵送することが多いようです。

社葬に関わる機会はそれほどないかもしれませんが、勤務先の企業や交友関係によっては参列することもあるでしょう。こうした知識を持っておくといいですね。

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