突然の訃報。相手からの言葉にどう返してよいか躊躇してしまうものです。あるいは、葬儀に参列した時に、遺族の方にどんな言葉を掛けるべきなのか、多くの人が悩んでしまいます。
たくさんお悔やみを述べればいいものでもなく、一方で、言葉数が少なすぎるとそっけなく思われるかもしれません。
このようにお悩みの方に、この記事ではお悔やみの言葉について考えてみたいと思います。正解こそありませんが、その場の状況や相手との関係性による最適解が見つかるのではないでしょうか。
お悔やみの言葉は、短い方がいい
結論から言うと、お悔やみの言葉は短い方がいいでしょう。端的に、心を込めて伝えるのです。どうして短い方がいいのか、その理由は次の2つです。
▶慌ただしい遺族を引き留めてしまう
こちらからのお悔やみの言葉が長くなってしまうことで、その分遺族を引き留めてしまうことになります。ご逝去後の遺族は、葬儀の打ち合わせや準備、関係先への連絡などで慌ただしいです。お悔やみの言葉が長くなってしまうことで、相手の時間を奪ってしまい、迷惑を与えかねません。
▶亡くなった理由に触れてしまう可能性がある
人の亡くなり方はさまざまです。その理由に触れて構わない場合と、そうでない場合があります。お悔やみの言葉が長くなることで、触れてほしくないことに触れてしまうおそれがあります。
基本的スタンスは、相手に寄り添う
お悔やみを述べる場面で最も大切なのは、言葉の長短ではなく、相手の状況に寄り添えるか、ということではないでしょうか。
たとえば、あなたがお悔やみの言葉を投げかけて、相手が色々と話を返してきた場合は、しっかりとその声に耳を傾け、受け止める姿勢が大切です。
逆にあなたのお悔やみの言葉に対して、その後の会話が途絶えるようであれば、長々と話すべきではありません。もしかしたら、いろいろな対応に追われて時間がないのかもしれませんし、悲しみや戸惑いで心に余裕がないのかもしれません。
まずは相手の表情や反応を見て、こちらのとるべき行動を考えるべきです。相手との関係性やその場の状況によっては、深く話を聴き、語り掛けることが大切になるかもしれません。死別に哀しむ相手に対しての向き合い方の鉄則は、こちらから話しかける事よりも、相手の反応を受け止めることなのです。
いかがでしたでしょうか。私たちAZUMA葬祭は、葬儀や仏事のプロフェッショナルです。お葬式全般について、不安に思うことや分からないことなどがございましたら、こちらのお申込みフォームから、お気軽にお問い合わせください。
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