日本では、お葬式を終えるとほぼ100%火葬されます。そこで必要となるのが骨壺です。骨壺は、火葬場や葬儀社が用意してくれるものですが、最近では、自宅に置いておくためのオシャレな骨壺も販売されるようになりました。
「骨壺はどこで買えばいいの?
「骨壺にはどんな種類があるの?」
「費用相場は?」
…と、骨壺について疑問に思われている方のために、葬儀のプロであるAZUMA葬祭が分かりやすく解説いたします。
骨壺を買う場所
骨壺は、火葬の際に必ず必要となるものですから、まずは葬儀費用の中に含まれているのが一般的です。多くの葬儀社は、セットプランの中に組み込んでいます。
東京都内の火葬場だと、府中市の多磨斎場や、23区内にある様々な火葬場などで骨壺を購入します(収骨容器と呼ばれる)。そのため、火葬場が用意する骨壺の中から好きなものを選ぶこととなります。
地域によっては、葬儀社が骨壺を用意して、それを火葬場に持ち込むところもあります。
骨壺の種類
骨壺と聞くと、多くの方が白無地で円柱型のものを思い浮かべるのではないでしょうか。このタイプは最もシンプルで、費用も安価です。「骨壺はお骨がお墓の中に入るまでの一時的な物」という考えから、骨壺にこだわらない人が多く、白無地の陶器のものが選ばれています。
実際には白無地の骨壺以外にも、さまざまな色柄やデザインのものがあります。多磨斎場の場合、備前焼、九谷焼、大理石、青磁、さらに色柄や花の絵の入ったものなどもあります。
また、骨壺には、2号から7号までと大きさもさまざまですし、骨壺の上から被せる「骨壺覆」も、白、市松ピンクなど、色柄を自由に選べます。
「手元供養」としての骨壺
最近では、手元供養として自宅に置くためのコンパクトでオシャレな骨壺が人気です。
お骨はやがてお墓に納まるものですが、最近ではお骨の一部を取り分けたものを自宅に置いて、故人を身近に感じようとする人が少なくありません。
こうしたオシャレな骨壺は、仏具店やネットショップなどで購入できます。わたしたちAZUMA葬祭の店頭でも販売しています。
陶器、漆器、金属製、ガラス製など、素材はさまざまで、蒔絵が描かれたものや、金箔や銀箔があしらわれたものもあります。
骨壺の費用相場
骨壺の費用相場は、じつにさまざまです。
多磨斎場を例にしてみると、最も安価で一般的な白壺だと、男性用2号(7寸)が12,100円、女性用3号(6寸)が13,970円です。この他、柄が入ったものや、陶芸品となると、費用はさらに上がり、備前焼のものは10万円前後します。
手元供養としての骨壺も、デザインや仕様によってさまざまですが、安価なもので数千円、高価なもので10万円程度までと、幅広い中から選ぶことができます。
私たちAZUMA葬祭は、葬儀や仏事のプロフェッショナルとしてみなさまのご相談やご質問に24時間・365日対応しております。葬儀について分からないことなどがございましたら、こちらのお申込みフォームから、お気軽にお問い合わせください。
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