「密葬って何?」
「密葬と家族葬は同じ意味?」
「密葬って一体、何をするの?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
こんにちは。東京都三鷹市で創業59年、7万5千件のお葬式をお手伝いしてきた株式会社AZUMA・東葬祭です。
葬儀のスタイルにはさまざまな種類がありますが、そのうちのひとつが「密葬」です。
よく耳にするものの、密葬が具体的にどのような葬儀なのか、詳しく知っているという人は意外に多くありません。
この記事では、密葬が具体的にどのようなお葬式なのか、くわしく解説いたします。
密葬とは何か
まずは「密葬」がどういう葬儀スタイルであるかを解説いたします。
密葬は、「密」という文字が使われている通り、だれにも知らせずに、故人の最も近い親族や友人のみが参列する葬儀形式のことを指します。
こう聞くと、密葬と家族葬の違いは何だろうか、という素朴な疑問が浮かんでくると思います。家族葬も、故人の最も近い親族や友人のみが参列するお葬式だからです。
本来密葬とは、そのあとに「本葬」を控えることを前提とした、身内だけのお葬式のことを指します。
会社経営者や著名人など、社会的な影響力の大きい人の場合、葬儀の準備や訃報の告知に時間がかかってしまいます。だからこそ、まずはじめに身内だけで密葬を行い、少し時間を空けて本葬(社葬や、お別れ会など、その形式はさまざま)を営んでいたのです。
ただ近年では、コロナ禍で三密防止のために多くのご家族が最小の人数で営んだ葬儀を「密葬」と呼んだりしました。この流れはコロナ禍以降も続き、ごく近しい家族や親族だけで行う小規模なお葬式が一般化する傾向にあります。
家族葬との違い
こうして見ると、密葬と家族葬に違いがあるのかという素朴な疑問が生じますが、「違いはほぼ無い」と言ってしまってもよいでしょう。家族や親族だけで営むという点に置いて、家族葬も密葬も同じスタイルです。
また「密葬」よりも「家族葬」という呼称の方がクリーンなイメージがあるため、密葬ということばはあまり用いられないようになっているようにも思えます。
密葬の費用
密葬をするにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
これは、密葬をどのようなスタイルで行うかによって費用が変わってきます。
通夜や告別式をしない「火葬式」だと30万円~40万円
通夜を省略して告別式だけを行う「一日葬」だと60~80万円
通夜と告別式を2日間で行う「家族葬」だと80~100万円
…が費用相場となります。
密葬の準備と手順
密葬を行う際には、いくつかの点に注意しなければなりません。
関係者への連絡
密葬を行う上で考えなければならないのは、どこまでの人に声をかけるか、ということです。相手によっては「どうして声をかけてくれなかったの」と苦言を呈されることもあるので、ここの線引きは慎重に行いましょう。
もしも密葬だけで終えてしまうのであれば、事後報告として、挨拶状や喪中はがきで故人の死を知らせるケースが増えているようです。大切な相手に対しては、直接会って事情を話すか、電話を通じてこちらの想いを伝えるなども配慮も必要となるでしょう。
また、密葬のあとに本葬を行うのであれば、葬儀社としっかりと連携して、きちんと訃報が行き渡るように手配しましょう。
事前に家族や親族に相談する
最近は家族葬が主流になり、身近だけでの葬儀もそう珍しいものではなくなってきました。
しかし、親戚の中には、「お葬式には最低限お世話になった人には声をかけるべき」と考える人もいるかもしれません。
家族や親族には事前に密葬にする旨を相談しておくことが、いざという時のトラブル防止につながります。
自宅への安置は避ける
家族の中には、住み慣れた自宅に連れて帰りたいと願う人もいます。
しかし一方で、自宅に連れて帰ることで、密葬であるにもかかわらず近隣の人たちの目に入る恐れがあります。
だれにも知られずに密葬を行いたいのであれば、事前に葬儀社と相談して、葬儀会館や火葬場など、自宅ではない場所にお身体のご安置をしましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。この記事では密葬についてくわしく解説をしてきました。
家族葬が一般化している昨今、密葬ということばはあまり使われなくなりましたが、だれにも知られずにお葬式をしたいと考える方は、どうぞお気軽にAZUMA葬祭にご相談下さい。
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