記念樹をご存じでしょうか?
新築、出産、会社の開業や出店、卒業記念時などの際に、記念の印として家の庭に植樹を行うことです。この記念樹を、故人を偲ぶために植樹するケースもあると言われています。亡き故人を偲ぶための植樹には、いったいどのような樹木が選ばれているのでしょうか。
故人を偲ぶのにふさわしい樹木
植樹を行う木は、記念すべき行事にふさわしい縁起担ぎや語呂合わせなどとともに選びます。故人が好きだった樹木でも構いませんし、故人の命日に咲き誇る樹木を選んでもいいでしょう。
ここでは、故人を偲ぶのにふさわしい樹木をいくつかご紹介いたします。
カエデ
春に花を開き、秋の紅葉など、四季を通して美しいのがカエデの特徴です。福島県以南の山野に広く自生しており、古くから日本庭園、神社やお寺、さらには一般住宅のお庭でもよく見ることのできる日本を代表する樹木です。樹木葬霊園でも、カエデをシンボルツリーにしているところをよく見ます。
花言葉は「調和」「美しい変化」「大切な思い出」「遠慮」です。
ハギ
草冠に秋と書くハギ(萩)は、まさに日本の秋を代表する樹木です。7月ごろから咲き始め、真夏は一旦花の数が減るものの、9月頃に再び花が咲き開き、満開を迎えます。ハギの赤紫や白は、清楚で上品な印象を与えることから、故人を偲ぶのにふさわしい樹木の一つです。
花言葉は、「思案」「内気」「柔軟な精神」です。
サザンカ
晩秋の花として知られるサザンカ。10月から12月頃に白い花を咲かせます。ツバキによく似ているものの、花全体を落とすツバキよりも、花びら一枚単位で散っていくサザンカの方が縁起が良いという考え方もあるようです。
花言葉は、「困難に打ち克つ」「ひたむきな愛」です。
植樹の際は、専門家に相談を
植樹を希望される場合、まずは専門家に相談してみましょう。あなたの希望を伝えた上で、どこにどれくらいの大きさの樹木を植えるのが理想的か、専門的なアドバイスをもらえるでしょう。
いかがでしたでしょうか。私たちAZUMA葬祭は、葬儀や仏事のプロフェッショナルです。お葬式全般や仏事について、故人さまの供養について不安に思うことや分からないことなどがございましたら、こちらのお申込みフォームから、お気軽にお問い合わせください。
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