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新しい荼毘の方法! どうなっていく火葬の方法?

「荼毘(だび)に付す」という言葉を耳にされたことがありますか。
時代とともに変わる火葬の方法について考えてみましょう。

 

■ 「荼毘(だび)に付す」は仏教徒の言葉
荼毘とは、仏教徒に対して使われる言葉で、インドのサンスクリット語で「火葬」という発音に由来すると言われています。

仏教徒が亡くなり火葬する際に「荼毘に付す」と言い、ほかの宗教徒の場合には火葬という言葉を使います。

 

■ 火葬の歴史
火葬の歴史は古く、考古学上では5世紀後半頃の遺跡から焼骨が発見されています。
寺院で葬式、火葬、埋葬をすべて担っていたようですが、主流は土葬でした。

しかし、時代とともに多くの人口を抱えるようになり、埋葬地の確保や衛生面の問題などから、現在、国内の火葬率はほぼ100%となっています。

ただ、ごく一部の地域では、土葬の風習を残しているようです。

 

 

■ 葬儀ができない「葬儀難民」?
最近、都市部において「葬儀難民」が問題化していると言われています。
火葬の予約を取るのに3日以上かかる場合や、ときには10日待ちということもあるそうです。

火葬場が少ないうえ、大勢の人が同じ時間帯に利用するため混雑を引き起こしているようです。

新しい火葬場を作ることは住環境の問題などから難しいため、死亡者数が増加していく今後は、ますます予約が取りにくくなるのではないでしょうか。

 

 

■ 増えつつある「家族葬」「直葬(ちょくそう)」
最近の葬儀では、家族や親族のみの少人数で見送る「家族葬」が多くなっています。

その中で「直葬」という形式も見受けられます。
これは通夜や告別式などを行うことなく、火葬のみを行うというものです。

 

葬儀に多額の金額をかけられない、親戚や知人を煩わせたくない、身近な人だけでのお別れに時間を取りたい、といったことが直葬を選ぶ理由のようです。

 

 

■ 「直葬(ちょくそう)」とは
火葬は、死亡後24時間以内はできません。ただし感染症(一類・二類・三類)の場合は24時間以内であっても火葬が原則です。

安置している病院の霊安室や自宅などでお棺に納棺し、直接、火葬場へ向かいます。

火葬後、拾骨をして終了になります。場合によっては、火葬炉の前で僧侶に読経をお願いすることもあります。

 

葬儀会場での儀式も弔問客もないため、身内のお別れの時間を十分に取ることができます。
遺族の精神的、肉体的負担が少なく、葬儀費用も抑えることができます。

 

家族の形が変化していく時代の流れの中で、この形式は今後増えていくと考えられています。

自分はどのような形の葬儀を希望するのか、心と時間に余裕のあるときに、葬儀の形式などを調べてみてはいかがでしょうか。