「法事と法要って、どう違うの?」
「そもそも、なぜ続けていく必要があるの?」
このような疑問をお持ちの方に向けて、この記事は書かれています。
こんにちは。創業59年、東京都三鷹市で7万5千件のお葬式をお手伝いしてきた株式会社AZUMA・東葬祭です。
葬儀が終わった後も、私たちは大切な人を想い続けます。
その「想い」をかたちにしていくのが、法事や法要という営みです。
この記事では、似ているようで少し違う「法事」と「法要」の違いや、それを行う意味について、分かりやすくご紹介します。
故人さまとのつながりを大切にしたいあなたの参考になれば幸いです。
法事と法要の違いとは?
仏教において、「法事」と「法要」に明確な線引きがあるわけではありません。しかし、一般的には次のような使い分けがされています。
「法事」
僧侶による読経や焼香といった宗教儀式(=法要)と、その後の会食(お斎)を含めた一連の流れ全体を指す。
「法要」
法事の中の「宗教儀式」そのものを指す。
また、場面によっては次のように区別されることもあります。
「法事」
その家の故人や先祖を供養するための儀式。一周忌や三回忌など。
「法要」
お寺で行われる、彼岸法要、施餓鬼法要、永代経法要など、檀信徒が参加する年中行事。
法事・法要はなぜ行うの?
「亡くなった人はもう戻らないのに、なぜ供養を続けるのか」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、法事や法要には、次のような大切な意味があります。
亡き人を忘れないために
定期的に故人を偲び、感謝や祈りの気持ちを捧げることで、その人が今も心の中にいると感じられます。それは、ゆっくりと喪失を受け入れていく「グリーフケア」の一助ともなります。
家族や親族とのつながりを再確認する
法事は、なかなか会えない親族が顔を合わせる機会でもあります。世代を超えて語り合う中で、家族の絆やルーツを見つめ直す大切な時間となります。
僧侶の話を聞いて、自身を振り返る
読経の後に行われる法話では、日常生活を見つめ直すヒントや、心の持ち方について学ぶことができます。人生をよりよく生きるための気づきを得られる貴重な機会です。
お寺の法要に参加する意味
彼岸や施餓鬼など、お寺で行われる法要では、非日常的な空間の中で仏さまと向き合うことができます。読経の響き、お線香の香り、荘厳な雰囲気の中で、自分の心を整え直す時間となるでしょう。
おわりに
「法事」と「法要」は、どちらも亡き人を想い、自分のいまを見つめ直すための尊い時間です。
形式や言葉にとらわれすぎず、大切なのは“想い”を持ってその場にいること。私たちAZUMA葬祭では、ご家族の想いに寄り添いながら、法事や法要のお手伝いをさせていただいております。
ご不明な点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
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