新しい介護の試み!「ビュートゾルフ」とは?

「ビュートゾルフ(Buurtzorg)」という言葉をご存じでしょうか? 
オランダで2007年にスタートして急速に広まった新しい介護システムです。
最近、マスコミでも取り上げられているこのシステムについて調べてみましょう。

■ 介護に対する考え方は進化している
介護の世界も日進月歩で目覚ましい進歩を遂げています。
そこには、介護される側もする側も快適でなければいけないという考え方が浸透してきました。
介護はお互いに苦痛を感じてはいけないのです。

近年は介護に対する考え方が多様化、複雑化し、訪問介護のニーズが高まっています。

■ チームで行う在宅ケア
ビュートゾルフはオランダから広まった新しい介護システムで、看護師や専門職がチームを組んで在宅ケアを行うというものです。

家庭と病院、福祉が連携し、独自のコーチングなどを学んだ看護師が調整を行います。
細かい分業ではなく、トータルで質の高いケアを提供するのです。 

■ 在宅ケアをめざす国の方針が後押し
こういった自律型チームによるケアが必要とされる背景には、「できるだけ在宅でケアする」ことを後押しする国の方針があります。
在宅ケアを充実させるためには、訪問看護といった地域看護を担う看護師に主導的な役割が求められるのです。

■ 自分でできることは自分で
ビュートゾルフの特徴は、単に看護を提供するだけではなく、利用者の方が自分でできることは自分で行うように促す「セルフケア」を基本としていることです。
ご家族や地域住民が協働してお互いに支え合う互助を重視しています。

■ 商業主義ではない
また、もうけを優先するような商業主義ではなく、ほかの在宅ケア組織と比べてコストが半分ということも、このシステムがオランダで広まった要因と言われています。
しかし、日本とオランダでは文化の違いや制度の違いもあり、看護師のあり方も異なるため、日本でこのシステムが浸透するには、まだ多くの課題もあるのではないでしょうか。

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